#5 高気密高断熱の家 エアコンなしで過ごす10月
注文住宅で建てた高気密高断熱の家に住んで、1年が経ちました。
「高気密高断熱の家って、実際どんな感じ?」と気になっている方向けに、10月前半をエアコンをつけずに過ごしたわが家のリポートです。
◾️湘南の気候
今年は9月末まで猛暑が続きましたね…暑い夏でした。
湘南は、10月に入ってようやくエアコンを切って窓をあけられる生活になりました。
10月に入っても、気温は日中30℃近くまで上昇。日向にいるとジリジリと暑く感じます。
湿気は落ち着いてきたので、日陰に入ると涼しくちょうどいい。秋っていい季節ですよね〜
一方で、朝晩の外気温は20℃を下回るように。朝晩は窓をずっと開けていると肌寒いくらいです。
◾️室内の体感温度
室内でも、ずっと公園の木陰で過ごしているような、快適な爽やかさを感じています。(この時期はどこの地域もそうなのかな?)
リビングにあるシーリングファンも、ここちいい風を運んでくれています。
室内の体感温度は26〜28℃という感じ。
ルーティンは、毎朝6時過ぎと18時過ぎに窓を開けて新鮮な空気を取り込むことです。
もちろん朝夕以外にも、外の風が気持ちいい日や来客がある日などは窓を開けて過ごすこともあります。
窓を開けると、小鳥のさえずりや、日中は近くの公園で遊ぶ保育園児の笑い声、ご近所さん同士の話し声なんかが聞こえてきて、ほっこりします。
◾️外気温と室温の実測データ
体感だけだと伝わらないかなと思い、温度計の実測データもご紹介します。
わが家は、合計3個の温度計(SwitchBot)を導入しています。
外気温(2階のウッドデッキに設置)
2階の室温(リビングに設置)
1階の室温(主寝室に設置)
これをグラフ化したのがこちら。10月前半(10/1〜10/15)の実測データです。
外気温はやはり、朝晩の気温差があります。
一方で、外気温が朝方15℃に冷え込んだ日も、昼間30℃を超えていた日も、室内は23〜28℃に落ち着いていました。
わが家の2階には掃き出し窓があるため、気温やお日さまの影響を受けやすいです。加えて、キッチンやお風呂もあるので、夕方はなにかと温度が上がりやすい。
1階はあまり外気温に左右されず、それはまるで「蔵」のような涼しさです。(伝わる?)
◾️高気密高断熱住宅の感想まとめ
室温が安定していて、ここちよく過ごせます
今のところ、10月はエアコンなしでいけそうです(エアコンをつけたとしても、気密性が高いので室温が長持ちします)
室内が快適すぎて、天気予報をチェックせずに外に出ると(思ったより寒くてor暑くて)びっくりします
幼い子どもが大音量で歌ったり泣いたりしても、楽器を演奏したいときも、窓を閉めさえすればご近所迷惑にはならないので安心です
家づくり検討中の方、家づくり進行中の方のご参考になれば幸いです。
お読みいただきありがとうございました。