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【現代詩】蹴りたい背中

昨日女の家で
寝たはずの彼
背中をこっちに向けて
また寝てる

「蹴りたい背中」

それはレモンみたいな
甘酸っぱさじゃなくて
ただの苦み
それから悲しみと憎しみ
まるでレモンの皮のような


蹴りたい背中読んだことはない

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