余計なことを言わない方が難しい

昨日、妹から転職について相談された。今の職場を辞めて職業訓練に通いたいが、時期によっては自分が受けたいコースがないため、退職日をいつにしようか…とのこと。

私は職業訓練に通ったこともあるし、妹の目指している業界に近しいところもあるし、役に立てるよう張り切った。

しかし、途中で気がついた。
『アドバイスをしているつもりが、ただの私の意見の押し付けになっているかも…』ということを。


私の両親はこれまで私がやろうとしていることに口を挟まず、「後悔のないように自分がやりたいことをやったら?」と言ってくれていた。

その言動を見聞きして、自分も将来子どもを育てることになったらそういうスタンスでいたいと思っていた。

しかしこれは案外難しそうだ、と今回の妹の相談を受けてそう思った。


今回気づいたことがある。それは、『自分の持っている情報・アドバイスを全て伝えようとしなくてよい』ということだ。これまでは余すことなくそれらを伝えることが良いことだと思っていたが、案外『語らないこと』も大事なのではないか。

【相談を受けたら、自分の持っている情報を伝える】ではなく、【相手の中に眠っている気持ちに気付かせるような質問をしてみる】や【アドバイスをしようとしない】を心がけてみようと思った。

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