デンマークの美味しい料理ってなんだろう?#2
Nørreportという駅周辺で暇つぶしにフラフラしていたある日、私は以前から気になっていた市場に行ってみることにしました。
“Torvehallerne”という市場には60ものお店があり、新鮮な魚からパンまで、なんでも揃う。そこで私は、デンマークの国民食とも言える、”Smørrebrød”を見つけました。
“Smørrebrød”(スモーブロ)とは、smør(バター)+brød(パン)の合成語で、直訳すると「バターとパン」。
名前の通り、ライ麦パンにバターを塗って、その上に”pålæg”(トッピング)を乗せます。
この料理は、19世紀に田舎で農業従事者のお弁当として作られたのが始まりです。
その後、コペンハーゲンといった都会にも広まり、酒場でビールとともに提供されるようになってから、種類が増えていきました。
スモーブロのトッピングには、大きく分けて、魚、肉、チーズというカテゴリーがあり、各素材に対して付け合わせが決まっています。
以下が各カテゴリーで人気のある料理の一例です。
①魚素材
・酢漬けニシン: オニオンリング+ゆで卵+カレーソースー
・白身魚フライ: レモン+ディル+レモネードソース
・小エビ: ゆで卵+レモン+マヨネーズ
・サーモン: アスパラガス+マヨネーズ
②肉素材
・フリカデラ: 赤キャベツ+ピクルス
・ローストビーフ: ピクルス+オニオンフライ
・レバーペースト: ベーコン+ビーツ
③チーズ素材
白カビor 青カビチーズ: 赤パプリカ+ラディッシュ+ぶどう
私はこの中から、サーモン料理を選びました。デンマークでは魚はとても高いので、食べるのは久々でした。それ故余計に美味しく感じました。
この時訪れた“Hallernes Smørrebrød”というお店では、10種類以上のスモーブロを、60kr前後から楽しむことができます。
ちなみに今回私が食べたサーモンは110krと、かなりお高めでした。
ちょっとしたおまけですが、これらのスモーブロを安く食べれる場所があります。
「コペンハーゲン大学」の学食です。
ここは大学がやっている時間帯なら誰でも入ることができ、バイキング形式で一皿30krもあれば食べることができます。
このお店ほど種類はありませんが、美味しいスモーブロを食べることができるので、おススメです。
以上、デンマークの美味しい料理スモーブロ編でした〜
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