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明太子がすき。たらこもすき。そんなこといったら魚卵全部すき。

ありえない予定の重なり具合で連日くたくた。無理。嘘。無理じゃない。気持ち的にはうれしいから全然無理じゃない。物理的にはいろいろな人にごめんなさいして何とかやってます。
「だってしゃあないやん身体一個やし」と開き直れたら楽なのですがそれほど図太くないので本当にごめんなさいという気持ち。迷惑かけてるのに「こっちなんとかしたからそっち頑張れよ」とまで言っていただく始末。頭あがりません。

ヒマの辛さをよく知っているつもりなので、たまたまではなくこれからも続いてほしいと願うばかり。神様~お願いします~。

映画の撮影がクランクインしました。久しぶりの映像の現場。人生二度目の長編映画。うれしい。これからしばらく撮影が続きます。ありがたいことにいい役で取っていただいて、感謝かみしめながらがんばりたい所存。
もう少し身長欲しかったなー、と思う役です。ヒールで誤魔化せますけどチビだとかっこつかないなって思うところがあって。そもそもお芝居やっててチビで得したこと今のところマジでない。移動中足伸ばして寝やすいとかだけで。そんなんどうでもいいし寝にくくていいから身長欲しい。

並行して海外の演出家の方と一週間かけてワークショップオーディション。海外の演出家がどんな演出するのか見てみたかったから応募したのだけど、これまたありがたいことに最終まで残れまして。今途中なんですけど、ここまできたら出たい気持ちがもりもりになってきた。いかんいかん焦っていいことなんもないと思いつつ、ここまで残ったら出たいなぁ。

書類に通った数十名が一週間かけてどんどん減らされていく。昨日一緒に芝居した人が今日からいないみたいな場所にいます。試されてるし、むっちゃ戦ってる。AKBの気分。そう、私はAKB。

とはいえ、びくびくしていても仕方がないし、作品に必要であれば呼ばれますし作品に必要じゃなかったら呼ばれないのは最初から決まってることなので、今何を求められてるかクンカクンカ嗅いで見極めて、人を見て、頭フル回転してやってます。おかげで終わったらお腹激減りです。

数年前から考えると、新しく出会う人との交流がそれほど苦じゃなくなった。もともとハイパー苦手だけど、日々はじめましてばっかりでそんなこと言ってられないし、さっさと作品の話がしたいし、モジモジしてる時間が無駄に思えてがんばってやめた。そしたら慣れちゃって、全然平気になった。

いいもの作りはいい人間関係の元でしか成し得ないから、最初にちょっと頑張って、はやくお互いの名前を覚えて、話せるようになった方がいいよね。
それでも「グループ作って~」は最後までおたおたしてるタイプだし「やりたい人、前出て~」は全然いけません。恥ずかしいねん。その代わり短い時間と与えられたテーマの中でお話作ったり見せ方考えたりするのは割と得意。人間、得手不得手がございますね、と改めて感じております。

なにより、演出の方のお目目がキラッキラでよく笑うし真剣で、劇作がすきなのだなと感じるのがとてもうれしいしたのしい。
こないだ「ドライブイン・カリフォルニア」を観に行った時も思ったし、録画してた「THE BEE」もっかい観た時も思ったし、ピクサーのメイキング映像見た時も思ったし、日々出会うすてきな人を見てて思うけど、その道を極めている人ほど、無邪気に純粋に、自分の仕事を誰よりも愛して誰よりも楽しんでる。そうゆう人がやっぱりすきだし、そういう人になりたいし、そういう人とお仕事がしたい。

「同じものがすき」という共通点で年齢や言語を超えて繋がっていられる。芸ごとの素晴らしいところ。芸ごとに限らず、すきに勝るエネルギーってほんとにないよね。
数日一緒に過ごして演出の方がとてもすきになったので、仕事欲しいというよりは、この人と劇作したいなぁって気持ちで挑んでます。伝わるといいし、叶うといいな。楽しみつつ、精一杯頑張ってきます。

SHIMAISHIBAIの次回公演やこれからのことが着々と水面下で動き出しもしてて、書いたり考えたり事務作業したりてんてこてんてこしてます。てんてこの舞いです。でもたのしいよ。やりたいことなので。

やりたいからやる、って最強の動機だけど結構脆い。じゃあやめたらいいやんって簡単に思うところを、頑張れたり、傍から見てる時に応援したくなったり支えたくなったりするのってどんな時だろう。ひいては、どんな人だろう。自分のためでもあり誰かのためでもある、そうじゃないとやっていけないんだろうなって思う。SHIMAISHIBAIは、大事な人といろんなことを試せる場所になればいい。未来に希望しかないので走って向かいます。
みんな頑張っててえらいなあ。わたしも頑張りますわ。健康に、気を付けような!!!

いつも読んでくださりありがとうございます。 サポートしていただけたらとってもとってもうれしいです。 個別でお礼のご連絡をさせていただきます。 このnoteは、覗いて見ていいスカートの中です。