ルワンダのサファリ来訪記(2022年夏)
ルワンダの見どころ
アフリカといえば、サファリ。そんなイメージがありますよね。東アフリカで有名なところは、タンザニアのセレンゲティや、ケニアのマサイマラなど。聞いたことのある方も多いのではないでしょうか。
ルワンダにも、サファリはあります!ただ、タンザニアやケニアと比べると、正直なところ迫力に欠けるかも。
でも実は、そもそも国土自体が両国に比べて圧倒的に小さなルワンダは、国内観光がしやすいという利点が。
首都キガリが国土のど真ん中にあって、そこを起点に周りやすいです。
上のツイートにありますが、ルワンダには国立公園がいくつかあって、東のサファリ、北のマウンテンゴリラ、西のオランウータンと覚えましょう。
今回は、2022年に通算5度目の訪問となった東のサファリ、その名もアカゲラ国立公園(Akagera National Park)についてのエッセイです。
アカゲラ国立公園(Akagera National Park)
入場料 ルワンダ在住外国人=50ドル、観光で訪れている外国人=100ドル
公園を管理する Akagera Management Companyでサファリカーやガイドさんを手配もできるし、旅行代理店経由でも
Boat tripがおススメ(特にドライシーズン=乾季はマスト)
日帰りも頑張ればできるけど、1泊、できれば2泊あるとかなり楽
あたりがポイントでしょうか。順に見ていきましょう。
料金
年齢やルワンダ在留資格の有無で値段が違ってきます。また、年々値上がりしているので、こちらの公式サイトで最新情報をチェック。
ドライバー/ガイドさん
今回は、知人に紹介してもらった Emmanuelというドライバーさん(Emmanuelという名前の人が、ルワンダにはマジで多いんですが、”Emmanuel ドライバー”で登録されている人が3人います。ドライバーカテゴリに絞ってもこの多さw)に、すべて込み込みで1日$200(消費税別)×3日間でお願いしました。
含まれるものは、ランクル一台+ドライバー(Emmanuel)、キガリ⇄アカゲラの送迎、サファリ内でのゲームドライブ(動物さんたちを見に行くドライブのこと)、ガソリン、ドライバーと車の入園料、ドライバーの宿代。
最初1日$300と提示され、「え、高い」と言ったら$200に下がりましたw 日本人は交渉しない人が多いですが、とりあえず「え、高くない?」と言うとあっさり下がることが多いです。
ただ、2022年の夏は、ウクライナ情勢で高騰する燃料などすべての物価高、コロナから2年が経ってヨーロッパなどではかなり戻っていた観光需要、その中でもハイシーズンだったと考えると、かなり頑張ってくれた価格だとは思います。
Akagera Management Companyという公園の運営会社でもサファリカーやガイドさんを予約できますが、その場合はキガリからアカゲラまでの足を手配する必要があるので、私は個人ドライバーを見つけてお願いしました。Emmanuelはアカゲラにしょっちゅう行っているので、大体の動物の名前なんかは分かっています。
また当日は、せっかく両親も来てくれていて、子どもたちと行けるのも次いつだろう?というタイミングだったので、半日だけでもサファリカーを手配したかったのですが、残念、空きがありませんでした!
サファリカー、かっこいいんですけどね〜。
ランクルでも、もちろん問題なく回れます。
ベストシーズンは? どの動物が見れるの?
シーズンとしては、雨季の方が動物たちが活発に動くので出会いやすいようです。乾季だと、日差しの強さに動物たちはブッシュ(茂み)の陰でじっとしていることが多くなります。
今回は8月上旬の乾季真っ盛りだったので、これまでの中で一番動物たちに会えなかったかも。逆に一番出会えたのは、2016年の4月、大雨季に訪れたとき。象の群れ、キリンの親子を間近で見ることができました。
そんな乾季の救世主が、Boat Trip。Akagera Management Companyにて事前に予約しておくのがおススメ。1時間ほど、湖の上をモーターボートで漕ぎ出して、湖の上の小さな島や半島に生息する珍しい野鳥やワニ、水辺にいるカバやバッファローをみることができます。
ちなみに、このアカゲラでBig 5と呼ばれているのは、ライオン、レオパード(ヒョウ)、サイ、ゾウ、バッファロー。
今回はバッファローしか見れませんでした。。ちなみにレオパードとサイは、今回を含めた5回の来訪で一度もお目にかかれておりません。
ライオンは、超絶視力の良いガイドさんが裸眼で見つけて「ほら!あそこ!あの木のところに、こっち向きで座ってるでしょ!」と言われて双眼鏡で見たものの正直よく見えなかったので、見えたことにカウントするのは微妙かもしれませんw
今回会えた動物をご紹介
ボートトリップを抜かすと、これだけかも…あとはインパラさんくらいでしょうか。
長くなってきたので、次回、宿について書こうと思います。