バリキャリOLの親友と、専業主婦のわたし
昨日noteに初投稿してすぐに、note始めてみたんだ!って親友Cちゃんに報告した。
Cちゃんとわたしは、もともと社会人の趣味サークルで知り合った友達だ。
サークルが立ち上がったばかりの頃、わたしたちは20代半ばくらいで、
男の子も女の子もいたけど、みんな独身で、早く彼氏彼女を見つけて、ゆくゆくは結婚したい!いや、しなければ!とみんな思っていた。
メンバー同士で合コンを開催したり、友達を紹介したり、ということもよく行われていた。
わたしとCちゃんも、よく一緒に合コンに行き、早く結婚したいね、どうしたら彼氏ができるのかな、とそんな話をよくしていた。
サークルのメンバーたちは、いつの間にか結婚した子のほうが多くなり、子どもが産まれたのでなかなか参加できません、とサークルに来なくなったメンバーもいた。
結婚しました、子どもが産まれました、とサークルのグループLINEにメッセージが来るたび、結婚に焦っていたわたしは辛い気持ちになった。
そんな自分が台湾に引っ越してから、台湾人の彼氏ができて、あっという間に結婚することになって、
わたしはCちゃんとの関係がどうなるか、少しだけ不安だった。
お互いに婚活している同士だったふたりの関係に、何かしら良くない変化が起こるのではないかと思ったのだ。
でも、そんな心配は無用だった。
それは、結婚にばかりフォーカスしていたわたしと違って、他の人の幸せを羨んだり、自分の状況と比べたりする必要がないくらい、
Cちゃんが自分の人生をとても楽しんで充実させようとしているからだ。
Cちゃんは、わたしから見ると、ここ数年、どんどんバリキャリOL(バリバリ仕事を頑張る女性)になっている。
仕事をもっと頑張りたいんだ、といって、最近では副業まで始めて、いつも前向きに頑張っている。
わたし自身は仕事のできる人、頑張っている人にすごく憧れるけれど、仕事で評価されたり達成感を得た経験がなくて、
その上、台湾にきて日本語教師を始めて半年でクビになってしまい(これに関してはいつかまた書いてみようと思う)、仕事をするということに自信がなくて、コンプレックスを感じている。
でも、不思議とCちゃんが仕事を頑張っている姿を見ていて、嫉妬心とか焦りは感じない。
それは、Cちゃんが前に、自分が本当に望んでいること、やりたいことは何か?って深く深く掘り下げて考えたら、仕事を頑張りたいんだって気づいたの!と話してくれたからかもしれない。
それを聞いて、わたしも自分の望んでいること、やりたいことは何だろう、と考えるようになった。
CちゃんみたいなバリキャリOLをカッコいいなと思うけど、わたし自身がそうなりたいわけではない、
わたしはあったかい家庭をつくって、子どもを産んで育てることに、ずっとずっと憧れてきたじゃないか。
中学生のときから、自分の子どもにつける名前を真剣に考えていたほどに。
それから、わたしは仕事に追われるのが嫌いで、お金があまりなくても、のんびりした暮らしが理想だ。
あとは文章を書くのが好きだったな、もしいつかまた働きにいく必要ができたら、何か文章を書く仕事ができたらいいな。まずはとりあえず何か書いてみよう、と思って、noteにたどり着いたのだ。
noteを始めた報告をしたら、Cちゃんはすぐに読んで、「いいね!しかも、内容がかわいい!」と感想をくれた。
そして、実はわたしもブログを書いているの、といってブログのURLを送ってくれた。
ブログのたくさんの記事の中に、Cちゃんの毎日仕事もプライベートも頑張っている充実した生活と、今のかっこいいバリキャリOLになるまでの、色んな葛藤が少しずつ散りばめられていた。
親友なんて言いながら、わたしの全然知らなかった、色んな悩みや辛さを抱えた昔のCちゃんのことが書かれていて、
苦しんで泣いている小さい女の子を見ているような、胸がギュッと締め付けられるような気持ちになった。
今すぐその頃のCちゃんのところへいって、抱きしめてあげたくなった。
わたしは今妊娠中で、11月末に出産予定だ。
赤ちゃんが産まれて、コロナもおさまったら、札幌に帰って、Cちゃんに会いにいって、直接ブログ見たよって言いたい。
わたしはしばらく、前みたいにハイボールは飲めないけれど、「はるちゃんの赤ちゃんかわいいね!」って抱っこしてもらって、また一緒に2人の大好きな餃子でも食べながらたくさんお喋りしよう。
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