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台湾で子育てできてよかったと思うこと

台湾に住んでいてよかったな、と思うところ。

それは、ママ友が作りやすいところです!

日本人同士というだけで、不思議な仲間意識のようなものが生まれます。

同じ台湾という場所で、がんばって生活している“日本語が母語”の仲間。

もちろん、台湾でだって、積極的に動かなければママ友は作れませんが…

私の場合は、Twitterで在台日本人の方々とやりとりするようになり、そこからお友達ができました。

私が産後のボロボロのメンタルで、暗いことばかりツイートしていたときに「大丈夫ですか。もしよければ今度何か美味しいものでも食べに行きましょう」とDMをくれた方がいました。

台湾もコロナがひどくなり、なかなかすぐには実現しなかったのですが、台湾で毎日赤ちゃんと2人きりで部屋の中で過ごして孤独感を募らせていた私にとって、そのメッセージはすごく心の支えになりました。

また、在台日本人のLINEグループが色々あり、そこでもママ友ができました。

知人から、私の住んでいる区にいる日本人ママのLINEグループがあると教えてもらい、参加してみました。

私が参加するなり、ランチ会を開催してくださった方がいて、妊娠中でしかも臨月に差し掛かったばかりだったので迷ったのですが、これを逃したら産後は出かけられないしもう会えないかも、と思い切って参加しました。(今思うと、台湾で救急車をどうやって呼ぶかすら知らなかったくせに、危ないことをしました。産気づかなくてよかったです。その1週間後くらいに突然破水して出産しました…)

産後しばらくして、その時に知り合った方々が、家まで会いに来てくれました。

母乳がうまくあげられずに悩んでいた私のために、母乳が出やすくなるという漢方のお茶をわざわざデパートで買ってきてくれました。

そして、私の辛いと感じていることを共感しながら聞いてくれて、産後はみんなホルモンバランスが崩れてメンタルがおかしくなるものだということを教えてくれました。

義実家同居で、初孫フィーバーだった義両親のもとで、初めての子育てにいっぱいっぱいだった私に、「しんどくなったら私の家においで、泊まってもいいよ」と言ってくれました。

「早く出かけられるようになるといいね。お散歩に行けるようになるだけで変わるよ。いつでも会いにくるから呼んでね」とも言ってくれました。

本当にいっぱいいっぱいの時に、辛さをわかってもらえて、思わず先輩ママさんたちの前で泣いてしまいました。

「ええっ泣いてる」と笑われてしまいましたが。

産後一年が経ち、最近はようやくメンタルも落ち着いてきたような気がしますが、やっぱり日本人のママ友の存在に救われている毎日です。

私は国際結婚で、家の中では常に中国語と台湾語が飛び交っています。

旦那と話す時も中国語です。

私はもともと中国語が趣味で、もっと上手くなりたくて台湾に来たのですが、やっぱり四六時中母語ではない言葉で生活するのはストレスです。

私の中国語のレベルでは、まだまだちょっとしたことを言うのにも、少し考えたりします。

台湾語が母語で、中国語はあまり上手くない義母に至っては、私の中国語が正しくても伝わらないことも多々あります。

例えば、「うっかりトイレのスリッパを履いたまま出てきちゃった」というような、ちょっとした笑い話をするのにも、頭を使わなくてはいけないのです。

家の中ですら、言葉の壁を感じる毎日。

そんな中で、日本人のママ友と会ったときの、単語や発音や語順なんかを一切考えることなく会話できる気持ちよさといったらありません。

頑張らなくても伝わるし、必死になって聞き取らなくても相手の話していることがわかるのです。

日本人のママ友と会って、日本語でたくさんお喋りした後の気持ちをなんと表せばいいのでしょうか。溜まっていたものを出せてスッキリしたーという感じ。

台湾にはたくさんの日本人が住んでいます。

私のように国際結婚をした人や、駐在員さん、現地採用で働いている人、留学生。

色んな文化の違いに悩まされることも多い海外生活ですが、日本人みんなで愚痴を聞きあい、励まし合って、楽しく生きていきたいです。

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