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朝ごはん練習中

最近、なんだか料理が楽しくなってきた!

つわりも落ち着いてきたし、そろそろいい奥さんを目指そう!というわけで始めたのが、朝ごはんを作ること。

今までは外で朝ごはんを買って食べていた旦那さん。

台湾が好きな人なら、台湾には朝ごはん屋さんがたくさんあるのは知っているかな。

ガイドブックなんかにも、よく、朝ごはんに豆乳スープを飲みにいってみよう、とか載っている。

近所の小学生に朝ごはんをどうしているか聞いてみたら、やっぱりお母さんから毎日朝ごはん代をもらって、学校へ行く途中で何か買って食べるそう。

セブンイレブンで買うこともあるとか。

台湾にもマクドナルドがあって、日本と同じく朝だけのメニューがあるみたいだけど、朝ごはんを外で買って食べる習慣のある国だと売り上げがいいのか、それとも朝ごはんを買う場所の選択肢が多い分、競争が激しくて大変なのか、気になるところ。

“今日はツイてる!マックで朝ごはんを食べたからだ!”みたいなテレビCMを最近流していたりする。おいしさとかを推さなくていいのか。

ちなみに台湾のモスの朝ごはんメニューも安くておいしいらしい。

もともと、我が家では毎朝お手伝いさんが電鍋で朝ごはんを仕込む。

お粥にサツマイモが入ったもの。

おばあちゃんとお義母さんは毎朝それに肉鬆(ろうそん)という、お肉のふりかけをかけて食べる。

お義母さんは素食(ベジタリアン)なので、お肉を使わずに似せて作った肉鬆もどき。

お義母さんは向かいにある、お義母さんとお義父さんでやっている素食の食堂に行って、売り物のおかず(昆布の煮たのとか)も持ってきて、おばあちゃんと食べる。

お手伝いさんとお義父さんは、朝から食堂の仕込みをしていて、食堂で売っているものを食べているみたい。

わたしはちょうど、お手伝いさんの朝ごはんの仕込みが終わって、キッチンが空いた時間に朝ごはんを作る。

朝ごはんを初めて作った日は、朝の弱い旦那さんに時間が早すぎる、と言われたので、ちょうど食べ終わって一休みしたら出かけられるギリギリの時間を見計らって作る。

The和食の朝ごはんのように、味噌汁、白米、おかずに漬物、と色々並べるのは、きっと朝の弱い旦那さんにとっては面倒くさいだろうということで、ドーンと一品だけ作って食べてもらうことにしている。

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写真は、台湾の朝ごはんの定番、蛋餅。

よく日本では“ダンピン”なんて紹介されがちだけど、“ダンビン”のほうが正しい発音に近い表記かな、と思う。

小麦粉の生地と薄焼き卵で、ツナ、コーン、チーズなんかの具を巻いた、おかずクレープのようなもの。

わたしは生地は手作りせず、スーパーで冷凍のを買ってくるので超簡単!しかもおいしい。

日本にこの冷凍生地が売ってないのは残念だけど、ネットにはレシピがたくさんあるので、ぜひ生地から作ってみてほしい。

中に入れる具は、現在、色々試し中。

個人的には納豆チーズ、なんてのも好きなんだけど、旦那さんは納豆もチーズも嫌い。

豚肉のスライスとキムチを炒めておいて、豚キムチもおいしい。

チーズだけいれたり、ハムをいれたり。

旦那さんが豚肉ステーキのが食べたい!というので、YouTubeで作り方を調べたら、豚肉ステーキと、その上に半熟の目玉焼きを入れて巻き、包丁で半分に切ったら、とろ〜っと黄身が出てきて最高においしそうだった。

さっそく真似して作ったら、目玉焼きを焼きすぎて、とろ〜っ、ができなくて失敗。

じゃあ僕が作ってあげる、と旦那さんがその日の夜ご飯に作ってみせてくれた。

綺麗な半熟の目玉焼きを入れて綺麗に巻いてくれて、そこまでは最高だったのだけど。

包丁で一口サイズに切っていくうちに、どんどん生地から中身が出てきてしまう!

YouTubeのも半分にしか切っていなかったから、一口サイズに切るのは無理があるのかも。(お店で売っている蛋餅は、大抵一口サイズに切って小さい箱に入れてくれる)

蛋餅はとっても簡単だけど、まだまだ研究の余地がありそう。

でも蛋餅ばっかり作っていたら絶対食べ飽きるので、どうしよう、とインスタで、朝ごはんとか早餐とか検索して、色々考えた。

早餐というのは、中国語で朝ごはんという意味で、検索するとやっぱり外で買って食べている写真が多い。

テレビで日本チャンネル(日本の番組に中国語字幕をつけて放送している)を見ていたら、ナポリタンが出てきておいしそうだったので、朝からナポリタンを作ってみた。

旦那さんにはなかなか好評。というのも、台湾では朝ごはんに鉄板麺(炒めた柔らかめのスパゲティのようなもの)を食べることがあるらしい。

じゃあ今度は鉄板麺を朝ごはんに食べようよ、という話になり、お義母さんに頼んで鉄板麺の麺とソースを注文してもらった。

作り方を教える、ということで、次の日の朝は旦那さんが一緒に早起きして、作って見せてくれた。朝から一緒にキッチンに立つのは楽しい。

麺もソースも一人前ずつビニールに包まれているので、作るのはとっても簡単。

まずフライパンに麺を入れて、水をかけてほぐし、その上からソースをかけてしばらく炒める。あとはお皿に載せて、目玉焼きを上にトッピングしたら完成。

お手伝いさんがランチに作ってくれたときは、葉物野菜を足してくれていた。

わたしはこの鉄板麺が最近のお気に入りで、明日は鉄板麺にしよう!と決まると、寝る前から楽しみにしている。

今までは朝はお互いギリギリまでベッドにいて、いってらっしゃい、いってきます、とハグしてバイバイするだけだった。

それが、一緒にゆっくりテレビを見ながら朝ごはんを食べるようになって、コミュニケーションの時間が増えたし、朝からお家デートをしているみたいでとっても楽しくなった。

毎朝のメニューを考え続けていくのはちょっと大変そうだけど、料理の練習も兼ねて、続けていきたいなと思っている。

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