小学生にとっての仕事
子どもが保育園児から小学生になったら、楽になると思っていた。
あちゃー。甘かった。
小学生の親に立ちはだかる壁、それが
宿題
である。
勉強する習慣がついている家ならその心配はないかもしれない。しかし、保育園で何の勉強もなく、のびのび自由に育ってきた我が子は
我が道を行く
という言葉がピッタリの、The、自由人である。
なんせお腹の中で逆子になった挙句、治ったと思ったら出産時に反対(お腹側)向いてしまった子だ。
好きなことにはとことん興味を示すが、嫌いなものはやりたくない。
算数の宿題をやるはずが、30分も地球儀を見ていたり、
『はたらく細胞』の漫画を読んでいたりする。
最近ではYouTubeで犬の動画やゲーム実況を延々見ていたりする。
だが繊細さんゆえ完璧主義。やらずに学校に行くのは嫌だそうだ。なので自ずと朝に宿題をやる羽目になる。
それに付き合うのは夫ではなく、わたしである。なぜだ!
自分の出勤の日と重なっていると、自分にも余裕がないのでほぼ怒鳴って急かしている。
勉強の内容がわからない、ということに関して怒ることはほぼないのだが。
優しく寄り添う、と言うことは余裕のある時にはできなくはないけれども、こちとら電車の時間が決まっている。化粧もしなければいけない。
なぜ前日にやらないんだろう。。。
ここでアドラー先生に学ぶ。
心理学者、アドラーの言葉に
「馬を水飲み場に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない」
という言葉があった。
まさにその通りだ、と 痛感する。
確かに、残業を帰ってきてすぐにやりなさい!と言われても辛いもんな。
アドラー先生、わたしはまだ修行が必要そうです。
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