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探し求めた人しか辿り着けないコーヒー屋さん

このコーヒーショップは東京都表参道区の華やかな大通りから一歩入った住宅街にひっそりとありました。☕️

グーグルマップを片手に入り組んだ住宅街を歩き、地図は目的地に到着したにも関わらず辺りにコーヒーショップらしきものは見当たりません。

それもそのはず、看板や屋号は一切なく素通りしてしまうほどの店構えだったからです。

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インスタグラムに載っていた写真と照らし合わせて初めて、これが探していたコーヒーショップだと気づきました。

それに、入り口が黒い木の箱の様な形をしているので店の前を通らないと見えません。笑

だから、探し求めた人しか辿り着けないコーヒーショップなんです。

中に入ってみると

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シンプルなカウンターと、ずらっとコーヒー豆の袋が並ぶ棚がありました。

出迎えてくれたお店の方は白衣姿で、コーヒーショップらしくないですよね。

まず入ってすぐに、コーヒー豆の種類の説明を受けました。

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焙煎の深さは浅煎りから深入りまでの"5段回"あり、香りや酸味などの個性の異なるものがそれぞれ3~5種類ずつありました。

下の写真には、豆の産地や仕入れているお店の名前と値段が表記されていました。

好みを伝えて、私に合ったコーヒーを選んでくれて、いくつか試飲させてもらえました。

今回はその場で淹れてもらうホットコーヒーを一杯と家族にお土産として持って帰る豆を一袋購入しました。

購入方法は3つ
・豆を買う
・ミルで引いてもらった粉を買う
・その場で淹れてもらい、テイクアウトする

淹れてもらう場合はブラックコーヒーのみで、アイスかホットを選べます。

淹れ方はペーパードリップで一杯ずつ丁寧に淹れてくれます。

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「ご自宅でコーヒーを淹れるときは何を使いますか?」と聞かれたので、コーヒーマシーンを使ってますと答えると、コーヒーマシーンで淹れる時に最適な豆と水の割合を書いた紙と、ミルで引くときの粉の荒さの見本も一緒に入れてくれました。

自宅でも美味しいコーヒーが飲めるようにという心遣いに感動しました😭

一般的に直焙煎のお店で豆を買う場合、買いたい量を伝えてその場でパッケージしてくれるお店が多いかと思います。でもこのお店の場合、すでに150g一袋に包装された豆が棚に並んでおりその中から選んで購入します。

その時心の中で(豆が酸化しないのかな~?)と思いましたが、帰宅して袋を開けると豆は呼吸ができる穴の空いたパッケージに入っていたため、持ち帰りでも鮮度が高くて香りの良いコーヒーが飲めました😊


あっ、紹介が遅れました💦

今回お邪魔したお店は"Koffee Mameya"さんというお店です(^^)

本当は教えたくないけどここまで読んでくださったあなたにお礼として特別に教えちゃいます(〃ω〃)


お店でも自宅でも美味しいコーヒーを飲むことができて、お店の方とコーヒーについての話に花が咲きコーヒー好きにはたまらないお店でした。☺️☕️

お店の方から聞いた話では、わざと看板などは出さず、入り組んだ住宅街にあることで"わざわざ足を運んでくださるコーヒー好きのお客様と一人一人丁寧に向き合いたい"という意味が込められているそうです。

ニッチで少し変態チックですが、個性が際立ってて好きになっちゃうお店でした。^ ^

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