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【最新号紹介】治療(CHIRYO)2月号 ロスジェネを診よう

あっという間に年末年始休暇が終わり、もう1月半ば?!
歳を重ねるにつれて時間の流れが早く感じる編集部の🐤です。
私と同じことを感じている方もきっと多いはず。

そう、働き盛りの世代はとっても忙しいのです!
家事に育児など日々のタスクをこなすのに精一杯で、自分の体調は二の次!なんて人も多いのでは。私の周囲にも「健診でひっかかったけれど、忙しくて有休も取れないし、結局病院に行けてないんだよね~」と言っている人がいますよ。

そこで、今回の特集ではロストジェネレーションにフォーカスします。

特集の目次

■総 論
壮年期を考える(三谷 慶)

■壮年期のヘルスプロモーション
婦人科検診(岡崎寛子)
その他のがん検診(林 俊太,日下伸明)
特定健診および人間ドック(遠井敬大)
壮年期の運動習慣(高岡沙知,濱井彩乃)
壮年期の生活習慣(巴 悠記,稲葉 崇)

■壮年期に多い問題
泌尿器の問題(石塚大暉,片岡義裕)
皮膚の問題(堀越 健)
眼・耳・鼻・のどの問題(川瀬由華,木村紀志)
歯科の問題(肥後聡彌)
整形外科の問題(熊坂耕平)
婦人科の問題(髙橋弘樹)
壮年期のメンタルヘルス(森屋淳子)
壮年期の救急医療 ─総合医力の真価が問われるとき─(岩瀬 翔,綿貫 聡)

■壮年期を社会的観点からとらえる
介護とダブルケア(堤 円香,中村明澄)
産業医の立場から(福田幸寛)
SDHの観点から(飯塚玄明)


ロスジェネとは?

ずはり、バブル崩壊後から約10年間の「就職氷河期」をくぐりぬけてきた人たちのことを指します。その世代特有の社会的背景を盛り込みつつ、壮年期で顕在化する健康問題やストレスついて幅広くご解説いただきました。


健康問題が少ないと思われがちだけど?

30代までは問題なかったのに、健康診断で異常値を指摘されるようになり、高血圧や脂質異常症などの生活習慣病で投薬が始まるケースもしばしば。
壮年期は自身の健康を気にし始める世代でもあり、救急疾患を発症する頻度も増してきます。今回の特集では、コモンな疾患だけでなく、がん検診や運動習慣の改善というヘルスプロモーションについてもまとめました。


人生で脂がのっている時期、それはつまり……

社会ではリーダーを任され、後進を育成する役割に転換を求められる一方、家庭では子育てや介護問題を抱える、悩み多き世代でもあります。
メンタルヘルスの不調を訴えて、かかりつけ医のところに相談に来るケースも多いのではないでしょうか。「就職氷河期世代」は経済的に苦しい方が多い点もポイントですので、壮年期を社会的観点からとらえつつ、労働環境や介護とダブルケアについても取り上げました。
「失われた世代」が抱える課題に寄り添う1冊です!ぜひ御覧ください。

ちなみに、
本特集は「〇〇を診よう」シリーズの派生企画です。「治療(CHIRYO)」ではこれまでに、お母さん・お父さん・思春期など……さまざまな世代を特集してきました。いずれもそれぞれのライフステージを切り口に、健康問題とその診かたについて学べる内容となっておりますので、興味のある方はあわせて手に取ってみてください!
書籍:「お母さんを診よう」紹介ページ

「治療(CHIRYO)」2024年2月号
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2024年も先生方のお役に立てる雑誌づくりができるよう、
編集部一同精進してまいります!何卒よろしくお願い申し上げます。

文責:南山堂「治療」編集部 🐤

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