【最新号紹介】治療(CHIRYO)7月号 関節痛 リウマチ・膠原病診療に強くなる
いよいよ夏らしくムシムシとした気候になってきましたね。
夜も気温が下がらなくて寝付きにくくなってきています。電気代の値上げもあるので粘ってエアコンを我慢していましたが、そろそろ使い時ですかね…
体調は崩さないようにしたいものです。
今月の特集は関節痛。
自分も学生時代は運動部だったので膝や手首はよく痛めていましたが、思い通りに動けないということが、痛みと同じくらいにつらいものです。
今回はプライマリ・ケア医で苦手に思っている方も多いであろう、リウマチ・膠原病の診かたについて、とくに詳しく取り上げるかたちでまとめております。
特集の目次
まずはしっかり鑑別しよう
関節痛といっても原因はさまざま。
まずはジェネラリストとして、原因をしっかり見分けましょう。
それは関節痛なのか関節炎なのか、関節以外に所見はないか、
検査のやり方や解釈、エコーの使い方などもまとめております。
写真や図表も豊富に示しておりますので、関節の所見の取り方、原因探索の仕方をしっかり学べる項目が揃っております。
治療は視野を広げながら
リウマチ・膠原病の治療は治療法が多様になってきていて、それぞれの薬の知識も必要になってきますが、患者さんとの共同意思決定も重要なものとなっています。
薬を使用するときに注意すべき患者、副作用のほか、漢方薬・サプリメント・鍼治療といった補完療法などもまとめられており、治療をマネジメントするために必要な知識をしっかり学べるようになっております。
患者さんにも各治療法のメリット・デメリットをしっかり理解してもらえるように、ポイントを整理しましょう。
つらい痛みとどう向き合うか
関節リウマチを抱えることとなると、患者さんは日常生活に大きな負担を抱えることとなります。
今までできたことができなくなる、自分の能力が削がれ、痛みと共生するというのは、容易に想像できない苦しみのはずです。
その苦しみを理解しながら、どんな治療を行っていくのか患者や他職種とコーディネートしていくのはプライマリ・ケア医の腕の見せ所です。
専門医と協働するのも大事ですが、やはり自分でも最低限、患者さんを支えるための心構えは持っておきたいところ。つらさに寄り添えることを目指して、ぜひ手に取っていただければ幸いです。
「治療(CHIRYO)」2023年7月号
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南山堂
文責:南山堂「治療」編集部 カーター
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