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医学雑誌「治療」の紹介をします

こんにちは。南山堂雑誌「治療」編集部です。

「治療」編集部ではFacebookやTwitterなどを中心に情報を発信してまいりました。
しかし、それだけではお伝えできる情報と範囲が限られているので、もっと「治療」の魅力を知ってもらいたい、誌面に入りきらなかった企画を掲載したい、「治療」のあるある早く言いたい、と思いを募らせてきました。


そこで、時流に乗り(若干遅い!?)noteを始めました(noteを始めた詳しい経緯や意気込みについては、プロフィールをご覧ください)。


今回は治療という雑誌の魅力を出来るだけお伝えしたいと思います。


「治療」の紹介の前に-南山堂ってどんな会社?


1901年(明治34年)創業の出版社です(ちなみに同年にノーベル賞が創設されました。解剖学で有名な小川鼎三先生が生まれた年でもあります)。
会社の所在地は東京大学医学部のすぐそば、東京都の文京区湯島です。
主に医学・薬学関連の出版を手掛けている会社です。国内で初めての医学辞典「南山堂医学大辞典(現在20版)」など、様々な医療系書籍・雑誌を手掛けています。

「治療」ってどんな雑誌?


税抜き2,500円、毎月1日刊行です。刊行の前にはnoteで紹介する予定ですので、是非チェックしてみてください。 
創刊は1920年です(ちなみに同年に慶應義塾大学や早稲田大学が創設されました。壊血病の撲滅にご尽力された高木兼寛先生が生まれた年でもあります)。
治療の歴史は後日にまとめますが、日本で現存している医学雑誌の中でも5本の指に入る歴史のある雑誌です。
創刊以来、内科一般を診療している医師のための月刊誌として支持されてきました。

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現在の「治療」のコンセプトは?


毎月、内科・総合診療科などの医師に向け、話題性のあるトピックを、できるだけわかりやすく、ときに鋭い切り口でお伝えしております。


2015年に「ちょっとがんばる医師のため、総合診療を楽しむ雑誌」としてリニューアルをしました。このキャッチコピーは評判も良く、編集部としても気に入っています。

「治療」のおすすめポイント① 特集のオリジナル性


医学雑誌として、最新の正確な情報をお届けしたい。でも味気ない企画にはしたくない。さらに、貪欲なので(欲張り?)診療にまつわるあらゆることを含めて取り上げたい。
ということを日々考えながら、読者のみなさまの読書意欲をかきたてられるような特集を取り上げられるよう心がけて取り組んでおります。

直近の特集では

6月号 プライマリ・ケア医が知っておくべき心不全診療
7月号 摂食・嚥下障害の意思決定支援
8月号 Nuts and Bolts of Public Health × 総合診療
9月号 急性期の緩和ケア 緩和ケア新時代の幕あけ
10月号 医療機関でクレーム・暴力に出会ったら

など総合診療分野の多岐にわたる話題を取り上げています(気になる特集がありましたらぜひホームページでご一読ください)。
 

今後の予定を少しお知らせすると

11月号 コロナにまつわるエトセトラ
12月号 そろそろどうなの? あの薬

見どころが多い特集が並んでいます。気になる11月号については月末に紹介させていただきます。

「治療」のおすすめポイント② 「治療」にしかない連載


現在、6本の連載を掲載しています。どの連載も単回で読み切れるものになっていますが、続けて読むと深みが増すものばかりです。「治療」の大人買い、ご検討されてはいかがでしょうか。年間購読も随時お受けしております。
現在掲載中の連載の簡単な紹介をします。

ゲンバで使える!リラックスして読める!診療の○泌テク(松木孝和先生)
泌尿器のプライマリ・ケアの診療tipsを1ページでギュッと待っている連載です。プライマリ・ケア医向けの書籍や雑誌で取り上げられていない内容が多いので、ご一読をおすすめします。

今月のお薬ランキング(浜田康次先生)
現在までに56回目の連載している、超ロングラン連載企画。これを読めば薬の使い分けの参考になること間違いなし。編集部では薬のトレンドの参考にしています。

ジェネラリストのためのLGBT講座(吉田絵理子先生、他 編集)
LGBT診療に必要な知識が体系的に学べる(おそらく日本初の)画期的な連載です。令和時代を生きるジェネラリスト必読です。

PC医×精神科医 街角の遠隔診療 アタリマエのことを丁寧に(樫尾明彦先生、宮内倫也先生)
ポストコロナ時代に必要になってきた遠隔診療。PC医の樫尾先生と精神科医の宮内先生の軽妙なトークでこれからの遠隔診療について存分に語ってもらっています。

こちらつるかめ病院臨床倫理カフェ つるりん(金城謙太郎先生、長尾式子先生、竹下 啓先生)
臨床倫理のあるある事例、最近の事柄から紐解く臨床倫理など、あらゆる角度から対話形式で読みやすくまとめた連載です。登場人物のけんたろう先生にはどことなく親近感がわきます。

映画で読み解く医療 ─シネメデュケーション(映画医療教育)─(宇井千穂先生)
シネメデュケーションとは医学教育で理解しにくい部分を、映画という具体例を使うことでわかりやすく学びを促す学習方法です。宇井先生によるセンス光る映画セレクトも必見です。 

おわりに


いかがでしょうか?ちょっと読んでみたくなりましたか?
気になった方はお近くの書店でお手にとっていただくもよし、弊社HPでさらに詳しく調べていただくもよし(立ち読み機能もあります)、ですので是非ご覧ください!


これからも“ちょっとがんばる医師のため”役立つ情報を、できるだけわかりやすく掲載していこうと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

文責:「治療」編集部 kg


 
#出版社 #雑誌 #治療

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