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26歳、育休中の葛藤

26歳。
誰しもが通過する、人生の黄金の時。(と思ってる笑)
大学を卒業し、社会人になってしばらく働いてお金もけっこー自由に使えるようになり、関わる人間関係や住む場所、働く所も自由で、人生が本格的に面白くなってくる時期。それが20代。
最後に失敗が許される世代でもあるので、たくさん挑戦するべき時期。
そんな大事な時期にデカい重りを抱えてしまった。

育児。
家にこもって0歳児を見守りながら暮らすこと。
泣いたらおっぱいして、抱っこして、オムツを交換し、離乳食とお風呂もする。
自由な時間と20代モテ期(笑)を代償にこの小さな命を授かった。


旦那が帰ってきたら旦那と喋る。
暇な時間は本を読んだり勉強をする。

なかなか〜に平坦な、変化のない毎日。

赤ちゃんは1週間で目に見える成長を遂げるのに、私はというと特に変化はない。変化といえば出産でお腹に傷が増え、副乳みたいなできものが増え、髪は扱いやすいショートになったくらい。

私にとって子供を持つことは目的だったが、過程はあまり考えていなかった。子育ては、そこまでしたいことではない。なんならプロに預けて自分は悠々自適に生活したいくらいだ。愛着形成や経験値を積むお手伝いさえやって、あとは自分の人生に集中したい…と思っている。専業主婦は絶対に向いていないのだろう。
中には子供となるべく一緒に過ごすため保育園に預けたくない!と子供中心の生活を選ぶ人もいるだろうが、私は子供も大事だが自分の人生を充実させた上に子供もいるという思考でいる。お互い充実させて生きていこうね〜という感じ。岡本太郎の親の思考に近い…?(誰やねん

ただ、この育休という制度は素晴らしい。世間に堂々とニートになれる方法、それが育児。この可愛いフニフニした赤子と日々を過ごすだけで毎日お金がもらえ続ける仕組みなのだから。神。
育休はまさに今までの社会人を頑張ってきた自分、妊娠出産を乗り越えた自分へのご褒美だと思う。

早く社会に復帰してはたらきたい!いろんな人と関わって人の役に立ってお給料をもらえるという、わかりやす〜い金銭的報酬のある刺激的な生活に戻りたいと思う反面、この可愛い赤ちゃんと一緒にいながら勉強や自己省察する時間も大切にしたいので、育休期間は満期まで取得してから戻ろうと思う。

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