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「おめでとう」に花を添える 〜成人の日〜

成人の日
2021年は1月11日

以前は成人の日といえば、曜日に関わらず 1月15日で祝日でした。
ハッピーマンデー制度の導入によって、2000年の1月から、成人の日は1月の第ニ月曜日と改められました。
いつの間にか20年も経っていたのですね。

今年、成人の日を迎えられる新成人のみなさんは2000年生まれの方が中心です。
20世紀最後の節目の年であり、この年に生まれた赤ちゃんは “ミレニアムベイビー” と呼ばれ、 年が明けて2001年、21世紀になると “新世紀ベイビー” と呼ばれて話題になりました。

早生まれの人は21世紀生まれ、 世紀をまたぐ学年ですね。



自分の成人の日のことを思い返してみれば、振袖を着せてもらい 成人式に参加して、友人と食事に出かけたことを覚えています。

振袖を着たのは後にも先にもこの一度きり。
写真館には行かず、スナップ写真がほんの少し残っています。

私が選んだ振袖は紺色で、古典的な小花柄が施されていました。
今となっては、せっかくの晴れの日なんだし、もう少し若々しくて明るく華やかなものを選べば良かったのに…なんて思います。
とはいえ、今でもシンプルでベーシックなものを好んで ついつい選んでしまうのだけど、花や雑貨には明るくきれいな色に惹かれます。

わたしの成人式のときの髪飾り





先日、お祝いにプレゼントする花を求めて お気に入りの花屋さんをのぞきました。

とりどりの花の中で ふと目に止まったチューリップ。
昔から誰にも馴染みのある 素朴な印象の花ですが、色も種類も豊富で 今では5,000品種以上もあるそうです。

“ フラッシュポイント” という名のついた、そのやさしい赤のチューリップは、八重咲きで華やかさがあり、とても豊かな香りがします。
愛らしさに大人っぽさも兼ね備えていて、迷わずお祝いの花に決めました。

花言葉は《思いやり》《博愛》
二十歳を迎える 朗らかな彼女にぴったりでした。



1月7日、ニ度目の緊急事態宣言が東京・神奈川・埼玉・千葉の一都三県に発出され、各地で成人式が中止や延期となっています。
楽しみに準備をされていた方々には本当に残念なことと思います。

祝日法にある成人の日の意義に、
“ おとなになったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を祝い励ます日 ”
とあります。

これからが明るい未来となりますように。
おめでとうございます。



#2.  『チューリップ』 

⭐︎ 幼な子の両手でつくるチューリップつぼみ開いてゆれてる未来

⭐︎この胸を打ち明けようか チューリップ開き始めた日曜の朝

        ー ちる ー

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