へいわ と せんそう のはなし
書くべきか、書かず見守るべきか、迷って結局書き始めました。
これまで書いて準備していた別の投稿はそっちのけにして。
別に世界史は得意じゃなかったし、戦争の知識があるわけじゃない(経験したことないし)けど、なんか今回のこれには、少し違和感を感じている。
みんなが反対だと言っていたのに、今も言っているのに、でも、「戦争」ははじまった。
「戦争」って何だっけ。
何のためにやるの?
谷川俊太郎さんと、Noritakeさんのコラボえほん。
シンプルすぎるくらいの言葉と、シンプルすぎるくらいのイラストが、奥を突っついてくる。
じゃあ、
私たちに戦争を起こさせようとしているものの実態は何なんだろう。
人種?
きっと違うな、だってどの国でも一般市民の人が戦争を望んでいないと抗議を起こしているし。
経済?
きっと違うな、だって武装攻撃のせいで既に経済破綻しかけているし。
国?
そもそも、ここでいう「国」って何だろう。自国か他国か問わず、人の生活を脅かす行動を命令する「国」って一体、何?
権力?
権力って、誰か一人の、独自の夢を叶えるためだけにあるんだっけ?たとえそれが、他の大多数にとっては最悪な事態になり得るとしても?
私たちに何が出来るんだろう?
「反対だ」とみんなが声をあげて立ち上がること。unite すること。そしてそれは絶対に、非暴力的な方法じゃないといけない。
暴力と武装攻撃で、平和は生まれない。
これ、垣根なく全人類が理解できているものと思っていたけど、なんか違うらしい。
いくつかのえほんをリサーチしていた時に見つけて、自分の谷川俊太郎コレクションに追加しようと思って買って。
やっぱり谷川俊太郎の言葉は簡単で深すぎるなと、その時は正直あまり何も考えずに買ったんだけど。
まさか、こんなに早く、こうやって書くことになるなんて思ってもいなかった。
いま、2022年なんだけどな。
市民の気持ちは前よりずっと平和に近づいているのに、目に見えるものは何も変わっていないみたいだ。
ロシアとウクライナ、
そして全世界の平和を望む人々に、一刻も早く、平和が訪れますように。