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鳥見ハイキング <U湖編> 3/3話 2022年6月 ホオジロが撮れました。

    先日、鳥見仲間で茶飲み友達のモカさんとU湖へ行ってきました。
 U湖の東側を歩き、サンコウチョウの声を楽しみました。

 東側を歩いたので、車を移動させて西側の公園に移動しました。

 西側公園はきっちりと整備されてしまって、小鳥が少ない感じです。

 そしてモカさんは次々に鳥を見つけ出すのでした。

 「いた!……ガビチョウ」

 「いた!……ヒヨドリ」

 にんげんに見つかった鳥は慌てて逃げていくのでした。

 モカさんが足を止めて遠くを見ました。
 「いた……口を開けている」

 モカさんに教えてもらって私も見てみました。
 ホオジロが木のてっぺんに止まって口をパカーンと開けていました。
 「暑いんじゃないの」

お口をぱかーん

 鳥は汗腺がないので、暑いときは口を開けて体温を逃がすと何かで読んだように思うのですが、肝心の本が見つかりませんでした。

 モカさんはいつも夏を雑草との戦いで過ごしていて、私は「いつも頑張っているから今度アイスでもごちそうするよ」と言っていました。
 西側公園にアイスの自動販売機があったので、やっとそれを実現できました。

 雲が晴れて、いつの間にか雨雲が姿を消していました。
 木陰にあったベンチでモカをドリップし、風に吹かれながらアイスとコーヒーを楽しみました。

 目の前にはU湖、その向こうには杉多めの山が連なっています。
 ちょうど正面は先ほどサンコウチョウの鳴き声を聞いたあたりでしょうか。

 お目当ての鳥に会えなくて残念がるモカさんと、声を聞いたので1ポイント加算する私。
 何がどうポイントなのか私にもよく分かりませんが。

 サンコウチョウはまだまだ憧れのまま。
 いつかまたこの場所へ、憧れの鳥に会いに行こうと思います。

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