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山歩きで鳥見1<ウグイス編>

 先日、鳥見仲間で茶飲み友達のモカさんとA山へ鳥見に行きました。

 この日の天気予報はお昼近くまで雨。
 もし、朝から雨だったら、雨がやむまで車でコーヒーでも飲んでいようと話していましたが、天気予報はいい方にはずれました。

 実際の天気は曇り。
 でも、念のため折りたたみ傘を持って歩くことにしました。

 まずは湿原で有名なK沼の周辺をてくてくと散策。
 山の上なので、周囲の木々は芽吹いたばかり、きれいな新緑の色をしています。

 珍しく私が先に鳥に気がつきました。
 木の枝をジグザグと“Z字”を描くように飛んで、木のてっぺんに止まりました。

 私がモカさんに
 「小鳥がそこの木の上に止まったので、撮るならチャンス」
 モカさんは私が立ち止まったことに気がついて、双眼鏡で樹上の鳥を確認していました。
 「あれは、ウグイス」
 「えっ!」
 さっそくカメラを取り出しました。

なんだか凜々しい、ウグイス

 枝の上の方にとまって「ホー、ホケキョ」とさえずりました。
 しばらくそのままでいてくれたので、こちらも気持ちに余裕を持って撮れました。
 「まさかウグイスが撮れると思わなかった」
 大満足の私でした。

 湿原のあちこちからウグイスの鳴き声が聞こえましたが、木の枝の上の方に来てくれたのはこの子だけでしたので、かなりラッキーでした。

ホー、ホケキョ
羽根を震わせて力強く鳴きます。

<ホオジロ編に続く>



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