はじめまして、ハチジョウツグミ。
先日、探鳥会が終わった後にO歴史公園に足を運びました。
ちょうど梅が満開で、メジロでもいないかなと思いながら歩いていたら
「こんにちは」
と、背後から聞こえました。
こんな所で知り合いに会うはずがない、誰か別の人に声をかけたのだろうと思っていたら、また声が聞こえました。
「こんにちは、先ほどはどうも」
声の主は探鳥会で知った顔でした。
探鳥会の場所から車で1時間かかる場所で再会するとは驚きです。
探鳥会の最後に、役員がO歴史公園をオススメしていたので、考えてみれば不思議ではないんですけどね。
探鳥会ではない場所でも声をかけてもらえるなんてちょっと嬉しいです。
その方から、O歴史公園にハチジョウツグミが来ていると教えてもらいました。
私はまだハチジョウツグミに会ったことがありません。
「どのあたりにいましたか」
その方は親切に教えてくれました。
「向こうの竪穴式住居の辺り」
お礼を言って、教えてもらった方向を目指しました。
O歴史公園の中には竪穴式住居や高床式倉庫などが復元されているエリアがあります。
行ってみたらデカカメラの人がたくさん歩いていました。
カメラを構えている人は皆無で、鳥が出ている様子ではありません。
私も養蚕農家の復元建物を見ながら鳥を探しました。
石碑が建ち並ぶ一角に人が集まっているような印象を受けました。
なんとなく見ていると、カメラが鳥を狙っているような気がしてきました。
人の視線の先をよく見ると、地面の色にそっくりな鳥を見つけました。
ハチジョウツグミです。
ツグミよりも淡い色で、お腹の斑点に赤い模様が混ざります。
首をあげて辺りの様子をうかがうのはツグミと同じだなと思いました。
しばらく地面にいてくれたのですが、またすぐに飛んで行ってしまいました。
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