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天気予報はくもり 探鳥会レポート<K湖編>1/3話 2024年7月

 先日、ニコ支部M分会で行われた探鳥会に参加してきました。
 場所は山の上にあるK湖です。

 天気予報は午前中だけくもりでした。
 探鳥会ができるのではないかと思って足を運んでみました。

 駐車場についてビックリ、曇っていますが空が明るいのです。

 同じ駐車場で、3団体が受付をしていました。
 ひとつは学生さんの部活動風、もうひとつは自然観察会、最後は探鳥会です。

 幼稚園勤務の園子さんが私より早く着いていました。

 園子さんにあいさつをしていたら後ろから声をかけられました。

 「おはようございまーす!」
 見たら、黒縁メガネの黒縁さんとその奥様でした。

 「受付がいっぱいあって、集合場所を間違えたかと思いました。でも、お二人がいたから!」
 「今日もよろしくお願いしますー」

 黒縁さんたちは元気いっぱいに受付へ飛んでいきました。

 受付を済ませて周囲を見ると、双眼鏡を向けて遠くを見ている人たちを見つけました。
 一緒になって同じ方向を探しました。
 「ホオジロ」

 スコープ隊がスコープという望遠鏡を設置してくれました。

 ホオジロは左の枝に移ったり、また右の枝に戻ってきたりしました。

ホオジロ

 急に霧が濃くなってホオジロが見えなくなりました。
 集まった人たちは、やはり傘を持っていこうと車まで取りに戻ったりしました。

急に霧が・・・

 定刻になったので「集まってください」と声がかかりました。

 M分会長曰く、今日は雨で中止にしようと思っていたそうです。
 集まった人が25名以上いたので探鳥会を決行することになりました。

 天候次第では引き返すかもしれない、その都度、判断をすると言い渡されました。

 車の施錠を確認するように言われて、確認してから探鳥会の列に加わりました。

 近年、鹿の被害が深刻で、K湖周辺には柵が巡らせてありました。
 金網の扉を横にスライドさせて通り抜けました。

 鳥の鳴き声がたくさん聞こえました。

 ホー ホケキョ ケキョケキョケキョ
 ホットトトキョ

 ウグイスとホトトギスの組み合わせはいかにも夏の高原です。
 ホトトギスはウグイスに托卵をたくらんでいるのかも。

 森が途切れ、湖面が見えました。
 目の前の湖は濃い霧に白く覆われていました。

2につづく。


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