楽しければヨシ 鳥見散歩<M山とN湖>1/2話 2024年7月
鳥見仲間で茶飲み友達のモカさんと、鳥を見に行こうと話して、M山に行きました。
M山はサンコウチョウがいることで知られているのですが、鳴き声と、黒いものが落下するのが見えただけでした。
この日は固形燃料とフライパンややかんを持参していました。
さらに私は雨だったときのためにM山の近くの史跡に東屋があるのを見つけておきました。
コンビニで食料を調達して、雨は止んでいたけど東屋へ。
この前の日、モカさん宅でとれたという白いゴーヤーを自慢されました。
「明日焼いてみる?」って返信しておいたのに、モカさんは白ゴーヤーを持ってきてくれませんでした。
私はゴーヤーが来るつもりで、ゴーヤーチャンプルーの準備をしてきていました。
せっかくなのであるものをフライパンで焼くことにしました。
「これが台、これか固形燃料、これがチャッカマンね」
それだけの説明でモカさんはてきぱきと火をおこす準備をしてくれました。
準備する時間が無くて、家にあるものを適当に用意してきていました。
油の代わりにバターをアルミホイルにくるんできたとか。
こしょうを懐紙に包んできたとか。
しょうゆを500mlのペットボトルに少しだけ入れてきたりとか。
我ながらツッコミどころ満載。
固形燃料に着火して、フライパンがあたたまったらバターを入れて。
カット野菜とサラダチキンのスライスを焼いて、卵を落として、塩こしょうとしょうゆで味付け。
それをモカさんが割り箸でまぜまぜ。
完成したたまご野菜炒めバターしょうゆ味、美味しくいただきました。
固形燃料の火が残っているので、水筒に入れてきたお湯を温め直します。
これは食後のあつあつコーヒーになりました。
「けっこうおなかがいっぱいになったね」
そう言いながら、デザートに持ってきたカップ入りレアチーズケーキを食べました。
食後にもう一回、M山の2ルートを見てみたのですが、サンコウチョウの気配はありませんでした。
なかなか手強い鳥です。
帰る途中、N湖に立ち寄りました。
私が運転しているときに、隣でモカさんが
「あっ、カワセミ!」
「えー」
「今、木の枝にカワセミがいたよ」
駐車場に車を停めて、駐車場に隣接した水辺を見てみました。
「あっ、カワセミ!」
私が見たときは飛んで消えたなにかの軌跡でした。
「今のがカワセミ?」
「そう」
少し歩いてみようとしたのですが、ここでパラパラと本格的に雨が降り出しました。
「ここで終わりだね」
成果はあまりありませんでしたが、楽しい時間を過ごしました。
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