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探鳥会レポート<N湖畔編>2/3話 2022年6月 暑くて鳥がいません。

    先日、N湖畔で行われた探鳥会に参加してきました。
 N湖は標高1,600メートルの所にあります。

 N湖畔を歩いてみましたが、歩き始めにホオアカに遭遇した他はほとんど鳥に出会いませんでした。

 これから車で移動するそうです。
 みんなで後を付いてくるようにと指示がありました。

 湖沿いに北上して、車で数分。
 何も目印がない駐車場へ車を入れました。

 周囲は木に囲まれています。

 車を降りないでコマドリの声を聞くように言われていたのですが、みんなぞろぞろと車を降りて集まっています。

 おかしいなと思って、車を降りて近づくと
 「コマドリが鳴いていなかった」
 ということでした。

 駐車場の脇に沢があって、いつもならコマドリが鳴いているのだそうです。
 「今日に限って鳴いていない」

 とても残念な結果でした。

 ピピピ ピピピ

 近くで他の鳥が鳴いていました。

 参加者のひとりがそれをさして
 「メボソムシクイ」
 「聞こえない?」
 遠慮がちに教えてくれました。
 「私は鳥の声を聞くの、得意じゃないんですよ」
 そう答えながら耳をすませます。

 特徴的のあるピピピが聞き取れました。
 「可愛い声が聞こえますね」
 ムシクイなら見た目も可愛いのに違いないです。

 せっかくなので、メボソムシクイの鳴き声を楽しみました。

 「移動します」
 役員の方の合図があって、車に戻りました。

 さらに湖沿いに北上し、キャンプ場で車を停めるように指示がありました。
 前の車両に続いて車を走らせました。

3につづく。

ハクサンフウロ
サクラドウダン
ニッコウキスゲ


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