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探鳥会レポート<O山編>3/3話 2022年10月 シギチを探せ!

     先日、ニコ支部I分会の探鳥会に参加してきました。
 場所はO山という森林公園です。

    川を下っているうちに探鳥会ご一行は公園の外に出ました。
    さらに川を下ります。

 スコープ隊がスコープという望遠鏡を設置してくれました。

 なんでもイカルチドリが入っているそうです。

 チドリ!
 わくわくとスコープを覗いたのですが、私には鳥の姿が見えませんでした。

 もう一つのスコープにはクサシギが入っているそうです。
 ドキドキと覗いたら、クサシギのおちりが見えました。

クサシギのおちり

 もう一回、イカルチドリを見たのですが、分かりませんでした。

 正直に「よく分からなくて……」と言ったら周囲をザザッと固められました。
 「これは見ないともったいない!」
 「ちょうどスコープの真ん中にいる!何度見ても良いから、よく見て!」

真ん中にいるからよく見て!
と、言われて
かなりがんばりました。
いたー!

    真ん中を意識してみたところ……やっと見つかりました。

 「いました……まるで石!」
 周りの人が「よかった」と安堵してくれました。
 私も焦りました。
 必死で見ました(笑)

クサシギの横顔も見てきました。

 遠くで「カワセミ……」と聞こえました。
 運のいい人たちが飛んでいくカワセミを見たそうです。

 「カワセミ見たってよ」
 という周囲の声を聞いて、やはりカワセミは別格なのだなと思いました。

  橋のところでUターンしました。
  集合場所へ戻ります。

 電線に止まったモズの雄が、絶好調!と言わんばかりに
 ギケケケケ!
 と、鳴いていました。

 モズは舌を前に突き出すようにしていて、だから漢字で百舌(モズ)と書くのかと、妙に納得しました。

モズのオス
舌は撮れませんでした。

 駐車場で最後尾の人が到着するのを待っていたとき、上空をチョウゲンボウが飛びました。

 カラスが飛んできて、追い出しにかかりました。
     「カラスは相変わらずだね」
 「チョウゲンボウはしっぽが長いね」

 逃げきったチョウゲンボウが電柱に止まったので、スコープ隊がスコープ(望遠鏡)を合わせました。
 「頭が灰色だから、オスだね」

 探鳥会のメンバーはこんな感じでカラスとチョウゲンボウを観察しました。

    全員が揃ったところで、最後に鳥合わせを行います。
 見た鳥の名前を挙げていき、みんなで確認する作業です。

 「イカルチドリを見た人」「はい」
 「チョウゲンボウを見た人」「はい」

 次回の探鳥会の連絡があって、ここで解散となりました。


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