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ヒトのオスは飼わないの?【Audibleで毎日読書】

前の記事を書いて随分と経っていますが、毎日やっています。Audible読書。この本は以前読んだかもしれないけど、読んだとしても内容をすっかり忘れていると思ったので再読書のつもりで聴きました。(のつもりだったけど結局読んでいませんでした)

ああ、米原万里さんがまだいらっしゃったらまだたくさんの犬と猫の話が読めただろうな、と強く思う。

そして改めて米原さんの本が好きだと改めて思う。

通訳者という珍しいお仕事の裏話も面白い。幼い頃に住んでいた東欧の話も。そして一番はご存じの方もいるかも知れないけれど「ハルヴァ」にまつわる話。

プラハ時代にお土産に一口もらった「ハルヴァ」を求めてあちこち探すんですが、自分の描いたハルヴァを探せない…というもの。

この話はTV番組などで紹介されたこともあるのでご存じの方もいらっしゃるかもしれません。

さて、この本は米原さんのお家にいる犬・猫ちゃんたちの話です。ひとりひとり(一匹、一匹というよりこちらの表現がしっくり)の個性を細やかに表現してあってこちらも心が暖かくなる、
昨今の捨て猫、捨て犬に対しての厳しい目…こちらも涙が出そうになる。

とにかく犬猫ちゃんたちへの愛がたくさん詰まった本です。

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