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2021/04/04 どうやら「感動」したらしい

言葉を知らないときは自分の感情を理解することができない。

先日娘と最近AmazonPrimeに追加された
「スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて」を観る。
これまでいくつかプリキュア映画を観たのだけど、一番楽しめた。
「宇宙」というテーマも好き、そしてキャラクターも好き、
プリキュア映画に共通するテーマやストーリー展開は基本変わってないのだけど、「ただただ面白い」、いい映画だと思う。

一緒に観ていた娘の様子がおかしい。
ただ画面を見つめて微動だにしない。エンディングが流れるまでまっすぐ立っている。
いつも悪いやつが怖くて泣いてしまうのだけど、泣きもしない。
そして、映画が終わったら号泣する。それもいつもの泣き方じゃない。これまでためていたものがわっとでてきた感じ。
怖かったのか、悲しかったのか色々聞いてみたけれど、「言いたくない、分からない」とだけ。

「きっと、感動したんだな」私はそう感じた。

主人が帰ってきて娘に起きたことを話すと同じように「感動」してそれが自分では分からなかったんだねという結論になった。

「プリキュアの映画は観ない」と言っているけれどまた多分見ると思う。
そしてまた「感動」するんだろうな。

強く感動させることをいつから覚えさせるのはまだ考える余地があると思うけど、大人でも取り扱うのが難しい「感動」という事ができるようになったんだな、と嬉しいようなちょっと寂しいような、母はそんな気持ちになる。

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