みんなで渡っても 赤は赤 かもしれない
「赤信号 みんなで渡れば 怖くない」
よく言いますよね、このフレーズ。私もよく使ってました。使いながら思っていました。
「ああ、日本は平和だな」って。
このフレーズはよく使ってましたが、文字通りに、みんな(=大勢)で赤信号を渡ったことは、多分ないかな(割と怖がりなので😆)
信号の変わりギワに、小走りで渡る。それなら多分数えられないぐらいやってるとは思いますけど😆
あとね、自分はドライバーでもあって、歩行者側・運転者側の時々によって感じ方が変わるんだけれど
歩行者の時「こんぐらいなら、渡っても大丈夫よね」
運転者の時「うわ!そんなとこ、渡るなよ!!」
ってなります、ええ、普通に。
両者の氣持ちがわかるのに、なかなか相手のことを考えた行動は出来なくて、まだまだ人として未熟ダァと思うこと、しきりです(´・_・`)
運転してる時「そんなとこ(or ときに)渡るなよ!」と思いつつも、ちゃんと止まって差し上げます。こっちだって、ぶつかりたくはないですからね。
もしかしたらこれって「日本だから?」
ふとそんな思いが湧き上がってきました。日本のほとんどのドライバーは、ちゃんと規則通りに運転します。(人をはねて反省しない高齢のジジイのようなドライバーも居るには居るけれど、多分一握りなんじゃないかって思います)
「歩行者優先」と言われてるので、そこが横断歩道であろうとなかろうと、ドライバーはちゃんと止まったり、速度を緩めたり。とにかく事故にならない努力をします。
だから、あんなフレーズが生まれのかなぁと。
ただ、ドライバーの時の私から言わせてもらえば「赤信号 一人で渡ってても ひかないよ」です。当たり前ですよね。
海外でも同じ?か 想像してみる
海外ではどうなんでしょう?
一人だとひかれても、大勢で歩いていれば車は止まってくれるんでしょうか?
海外にもいろいろな場所がありますね。道路がきっちりと整備されていて、信号や横断歩道もあって、なんなら自転車専用道路なんてのもある・・・というところと、車道も歩道も境目なんて全くないし、信号もないし、車の流れを縫うように渡らねば向こう側に行けないところ。
そんなところにも「みんなで渡れば 怖くない」理論は通用するんでしょうか?
以下、自分の経験から・・・
海外で車を運転したことは、アメリカで少しありますが、道路や信号はちゃんと機能していたし、郊外だったこともあって、歩いてる人がほとんどいない場所でした。いわゆる「ななめ横断」の歩行者は全く見かけませんでした。信号無視して横断歩道を赤で渡る歩行者も、覚えている限りではいなかったと思います。
ドライバーの意識がどうなのか?については、正直よくわかりません。
あ、ただ、信号のない交差点は、とても律儀に一台ずつ交互に通っていました。現地の人によると「横入りや順番抜かしは、事件に繋がる危険がある」とのこと (・ω・ノ)ノ
アメリカは銃社会なので、相手がどんな人かわからない時には、マナーを守る良い方々になるのね〜と、その当時、ちょっとだけ感心したものでした。
日本風は世界に通用する?
最近になって起きている、いろんな事柄。
世界規模で、地球全体が右往左往している、そんな事柄に果たして「日本風」な考え方は通用するんだろうか?
「赤信号 みんなで渡れば 怖くない」
この言葉、今一度、よく考えてみたいと思います。
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