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料理エッセイ: イカ飯を作った日の話


中の餅米が出来ているかなと、確かめたくて一切れを口に入れてみた


その瞬間、イカの旨味が拡がり、何とも言えない餅米の柔らかさと相まって懐かしい想いが甦る・・・

久しぶりのイカ飯を作ったので料理する感覚が鈍っていないか、慎重になったけど、上手くいった。

これはレシピとしてのメモは無くても、調味料の比率は1:1で分かりやすい。(砂糖は不要)

▲30分以上煮るので調味料を入れ過ぎて辛くならない様にするのがポイント。

完成のイカ飯


一切れ食べてみると・・・

なんて幸せな味なのだ!と感動した…



☆☆☆

先日、イカも高くなったもんだ、と嘆いていたら、丁度良いスルメイカを見つけた。

もう買うしかない!
スルメイカ2杯で¥498とある。
どうせ炊くのならとエイッと、4杯買った。
早速のスルメイカの下処理をしておく。


待ちに待ったイカ飯を作ろう❗️


・餅米は1時間以上漬けおき、水切りする

・深めのフライパンに水・昆布・調味料投入

・餅米とイカの足を刻んで混ぜる

・イカの胴体の▲6割位まで餅米を詰める

・楊枝で口を閉じる

・イカに楊枝で穴をプツプツと開けておく
(煮汁が入りやすくする)



ヒタヒタの水

醤油、味醂、酒(1:1:1)
○好みの味で35〜45分位、弱火



イカ飯は煮立ってからはコトコト煮ていくのが良い。煮汁が減ったら水を加える。
途中返しながら落とし蓋も忘れずにして蓋をする。
☆(昆布を敷くことで焦付き防止)


最近、日本人で良かったなと思うのは、こういった昔からある美味しいものを食べた時だ。
私はつくづく食にうるさくなった気がしている…

私も年齢を重ねてきたからだろうか。

なにはともあれ、イカ飯の美味さに浸った今宵であった。


それではまた🦑🦑

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