大人バレエの上達は椿のごとく。

「おめでとう！noteをはじめて2周年です」

超久しぶりに訪れたら、そんなメッセージが迎えてくれた。

そっかー。ずっと放置してる間にもう２年たつんだ。

noteからは離れてたけど、大人バレエは相変わらず続けてる。

２年前も今も「今日はバレエの日だ。うれしいな」と無邪気に思う気持ちに変わりはないけど

・・でも・・しんどいな。

とちょっとどんよりする気分が加わったのは、やっぱり加齢のせいに違いない。

というか更年期すぎてからの２年は犬並みに早く過ぎるんじゃなかろうか。

そういえば、この２年の間に、舞台がキツすぎるとやめた人もいるし、足を痛めて満足に踊れなくなった人、モチベーション下がって月に数回しかレッスンしなくなった人。。

そして私は、ちっとも上手くならなくて、だんだんと疲れやすくなって、まだまだ動ける若い子たちが羨ましくて、ひがみっぽくなった人だ。


そんなこと思ってた先日。

いつもの朝ドラ「舞いあがれ」を見てたら、告白シーンに印象的なセリフが出てきた。

「椿の木は、一年にたった１ミリしか成長しない」

それって、私のこと？

そう思ったテレビの前の大人バレリーナは、決して私だけじゃなかったはず。

あの美しく高貴な椿ですら、一年にたった１ミリしか成長しないなんて。

私たちってまるで椿のよう。

これから花咲くことがあるのかしらん。

こんな老木にも、小さくていいから一輪の花を咲かせたい。

そう気持ちを奮い立たせて、その日もとにかく「バレエができる」、そのことに感謝しつつレッスンに向かったのでした。

※ちなみに画像は、椿でなく山茶花です。（ご近所にはこれしか咲いてなかった）