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稲刈り、はぜかけ、脱穀

無事に今年も稲刈り、はぜかけ、脱穀が終了。
ニュースにもなっていた雨不足・高温障害の影響が収量に反映するかどうか
ヒヤヒヤしていたけど、なんとか大幅な収量減にならず、ひと安心した。

ここまで雨が降らないのも、大きな問題だけど
稲刈り時、軽トラが田んぼに入るにはとても好都合である。

軽トラに積んで一気に集められる。
バインダーでの刈り取り作業

今年も稲刈りに、親友と親友の妹が手伝いに来てくれた。
9月なのに、30度超えの真夏のような暑さが続き、過酷な中、一緒にはぜかけしてくれました。

雨が全く降らなかったため、どの田んぼもひび割れるくらい乾燥していたけど、今年借りたばかりの田んぼだけ、まさかの出来事が…。

稲刈り前までは順調だったのに、水を切ってからだいぶ経っても、入口付近だけ水たまりが無くならない。
変だなと思い、隣の人に聞いてみたところ、入口付近にも水のかけ口があることを知り、そこから少しづつ水が漏れていた。しっかり止めてまた後日確認すると、まだ水たまりは無くならない。かけ口は止めたはずなんだが…
もう一度、水路側を確認すると、亀裂から水が入っていたようで、田んぼの畦からチョロチョロと流れ出ていた。時すでに遅し。これ以上田んぼを乾くのを待っていたら、収穫時期がだいぶズレてしまうため、そこだけ手刈りすることに。

2人に手伝ってもらったお陰で、なんとか終わらせることができた。
感謝。

ラスボスみたいな田んぼ

稲刈り前、田んぼの見回りをしていたときのこと。
やたらとブンブンすごい音がする。
何事かと思い、目を凝らしてみると、ちょうど畦際のところにたくさんのみつばちが身体を休めにきていた。
ほかの圃場には見られない光景。
ここにはホウネンエビもいるし、ちゃんと除草剤を使っていないことがわかって来てくれているんだろか。

水面に止まって、羽を休めるみつばち

今年は雨が降らないから、みつばちもやっとの思いで見つけたオアシスだったとしたら、なんだかとてもうれしかった。それは無農薬でつくるお米も生き物たちにとって、少し意味があるんじゃないかと思ったから。

アインシュタインは、『もし地球上からハチが消えたなら、人間は4年しか生きることができない』と言ったそう。
大変な思いをしてわざわざ農薬を使わないことが、小さなオアシスに繋がっていくのなら、これからもこだわりをもってものづくりをしていきたいと思う。