17.アイドルって、最高だ

TIF2022に行った。
といってもスパガが出るDAY2(8/6)のみ。
TIFはステージ間の移動がめんどくさかったり、ジャンプ禁止だったりで良い印象を持っていなかった。
巷で話題()のHOT STAGEは何組か観たいグループもあったが最初から入れないものとして諦めていたので特に影響はなかった。
(とはいえ日本最大級のアイドルフェスを謳うなら椅子ありZeppをメインステージにしてお茶を濁すのはそろそろやめたほうがいいと思うが…)

(↑回り方はこんな感じ。)

午前11:30頃。
かなりゆとった時間からTIFをスタートさせた。
推しにとっては最後のTIFだし、私にとってもきっと最後のTIFなんだなあ…などと思いながら東京テレポート駅に降り立つ。この日は連日の酷暑に比べればまだマシな気温(最高気温が30℃くらい)で、なんならちょっと涼しく感じた。
リストバンド交換を済ませ、DOLL FACTORYに入場。Luce Twinkle Wink☆の1曲目が終わったところで、SMILE GARDENの虹コンは最後のTIFなら観た方がいい気がして移動。無事トライアングル・ドリーマーを回収した。一切コールが入ることがないトライアングル・ドリーマーは全く別の曲みたいだった。
虹コン終わり、15分の空白があったからか結構人が抜け、上手側の一般エリアの最前まで来れた。スパガまでの間そこまで興味ない演者もいないし、ここでのんびりするか…と思ってた矢先、OCHA NORMA目当てのお兄さんから声をかけられ、アプガ(2)とOCHA NORMAは位置を代わることに。

BNK48(バンコク)・CGM48(チェンマイ)選抜は日本のアイドル文化が国境を越えて人を笑顔にしてるんだなっていうことを実感するいいきっかけになった。言われてみればコロナ前はよく日本のアイドルもタイに行っていたような気がする。

「振りコピの難易度について」というのは、タスクはかなりキャッチーな真似しやすい振りが多く、実際振りコピしてるヲタクも多かったのだが、私としては通ってたら飽きそうだなというところが本音で。でも真似しづらい振りばっかりだと中々集客も伸びづらいのかな、などと思ったりもして。結論は特にないが「キャッチー」であるということはひとつのポイントかもしれないと思ったりした。

アプガ(2)の前、先ほどのお兄さんに前を譲って空になったペットボトルを捨てたり、少し休憩した。


そんなこんなでスパガ。SMILE GARDENに推しが立つのはもう最後なのだと思ったらかなり切なくなった。真昼の時間帯で暑かったが、先述した通り酷暑ではなかったので夏フェスにはちょうどいいくらいだった。

納得のセットリストだと思う。
まず、純粋に楽しかった。
ナツカレは私が最後にTIFの現地に行った2019年のことを思い出したりした。
あの時も昼間のSMILE GARDENの印象が強かった。
一般最前にいたこともあってか、推しとはよく目が合ったと思う。
1つ前のライブ(六本木アイドルフェスティバル)の時、私自身のコンディション不良で推しがくれたレスを見逃すという割と痛恨のミスをしていたので今日はひとつも取りこぼすまいと必死に目で追っていた。
あと何回、ライブ中の推しと目を合わせることが出来るのだろう。

スパガ終わりで一旦離脱してダイバーシティのフードコートで昼食を摂り、夜にスパガが出るDREAM STAGEのあたりを下見してから再びSMILE GARDENへ。

その時ちょうど、意図していなかったがSTU48と広島にゆかりがあるアイドルたちによるコラボで『花は誰のもの?』をやるタイミングだった。

この曲の存在やメッセージを知らずにこの場に立ち会った自分を恥じるくらい、心に響くものがあった。

もしこの世界から 国境が消えたら
争うことなんかなくなるのに

『花は誰のもの?』歌い出しより

広島に原爆が投下された日に平和への祈りを込めたコラボ。綺麗事でしかないが、こうしてアイドルを好きでいられる今の環境に感謝したいと強く思った。

その後SMILE GARDEN後方の芝生に寝っ転がって遠目でLinQを眺め、調整時間にそこで推しとtalkportをした。現地でオンライン特典会をするというのは変な感じだが、これもあと何回やるか分からないと思うと少し愛おしかった。

この3組はSMILE GARDEN後方の丘から観ていた。ふと空を見上げた時の青空・蝉の声・アイドルのライブの調和が忘れられない。
悔しいけど(?)TIFって、アイドルって、最高だと思うしかなかった。
≒JOYは私にとってはTIFが完全に初見だったが、MCの初々しさとライブ中の力強いパフォーマンスの対比に頭がクラクラした。完全に好きだった。遠くから観ても江角怜音さんだけは完璧に判別できてしまったのでそういうことだな、と思った。
そして推しにとって最後のTIFが、彼女達にとって初めてのTIFというのも何か縁を感じずには居られなかった。
なんとなく、私のヲタ卒が遠のいた気がした。

本来であればENJOY STADIUMに行って何組か観てからDREAM STAGEのスパガを観る予定だったが、≒JOYに魂を抜かれてしまったのと、先程の下見で意外と移動に時間がかかることを把握していたのでずっとDREAM STAGEにいることにした。

抜け殻になっていた私を呼び戻したのはやはりスパガだった。その頃にはすっかり空も暗くなり、今度は夜空・ペンライト・ステージの調和がとても美しかった。

こちらも文句無しの夏曲4連発。
意図して決められていたのか、偶然なのかは分からないが推しのTIF最後の曲が『ラブサマ!!!』(推しにとってのスパガでのデビュー曲)なのはグッとくるものがあった。

スパガのライブが終わり、かなり満足していたが、ENJOY STADIUMのLuce Twinkle Wink☆を観たくて走った。

(今更だけどツイートしてる時間全部ヤバすぎ)

本来ならこの後も観る予定のステージはあったが、もう満足しきっていたのと疲れきっていたので帰ることにした。

このレポの文字数から分かってもらえるとは思うが、改めて自分はアイドルが好きだと思わされるTIFだった。忌み嫌っていたフェスだったはずのTIFに思い知らされるとは思ってなかったが、今年TIFに行こうと思わせてくれた推しに感謝したい。ありがとう。

私はきっと来年もSMILE GARDENにいる気がしている。
もちろん推しとの残りの時間を経てどうなるかというのは分からないが、それが人生の面白いところだと思えるようになった。

願わくば来年のHOT STAGE(メインステージ)はZeppではありませんように…(笑)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?