29.公演中止

前回の記事の最後にも少し触れたが、明日(12/29)開催されるはずだった推しの卒業ライブが中止になった。

流行病なので誰も悪くないからこそ本当に辛い。行き場のない悔しさ。
この日のために準備をしてきたメンバーの気持ちを考えると苦しくなる。
明日がラストステージのはずだったメンバーも
明日から心機一転進むはずだったメンバーも
明日がお披露目のはずだった新メンバーも
みんなそれぞれ明日のステージに備えていた。
最後のリハーサルも終わっていて、本当に当日を迎えるだけ、だった。
さぞかし悔しいだろうと思う。
メンバーの気持ちを推し量りながら待つことしか出来ない自分が悔しくもある。

ヲタクもそれぞれの気持ちで明日を迎えるはずだった。
推しの卒業と共にアイドルヲタクをやめたり、スパガからは少し足が遠のいたり。
逆に6期メンバーの加入がきっかけでスパガに通うようになったり。
推しがいるから引き続きスパガに通い続ける人だってもちろんいる。
様々な人生の交差点になるはずの日だった。
私自身、来年は少し落ち着いて細々ヲタクしようかな…(多分できないけど)なんて思っていた。

延期公演は、もちろん開催されてほしい。
その方がメンバーもヲタクもみんな区切りを付けて進めると思うし、ヲタクはいくらでも待つ生き物なので。
だけどそれがもし開催まで半年、1年かかるようなら本当に行われるべきなのか私にはわからない。
卒業メンバーにもその後の人生があり、
SUPER☆GiRLSにも第6章がある。
そのスタートが後ろ倒しになっていくことにもまた別の苦しさがある。
運営スタッフも箱やグループのスケジュールとにらめっこしていることだろう。

急に真っ白になってしまった明日の予定をただぼんやり見つめるだけの夜になりそうだ。

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