4.解釈の一致

卒業発表以降、推しが発信してくれる言葉に大きく頷きつつ、なんだかんだ言って私は元気がなかった。
ただ、同時に周りのヲタクの存在のありがたさも実感した。このnoteの読者もほとんどが知り合いであろう。
(もちろんそうでない人にも届くことを願って書いているつもりではある。)
私は常にあらゆる表現に対して「どんなに素晴らしい表現も、演者も、観客がいなかったらそこにないのとほぼ同じだ」と思っている。
このnoteもまた、読んでくださっているあなたのおかげで存在意義があると思えるのでここで感謝しておきたい。

\ありがとうございます/

それはさておき、6/19に推しとZOOMで会話できる特典会があった。
(SUPER☆GiRLSは自粛期間から大体月に1回程度ZOOM特典会が行われている。)
オンラインとはいえ私にとっては卒業発表後初めて顔を見て会話ができる機会。当然緊張していた。
卒業について書いた手紙が届いているかも分からなかったし、いざ推しの顔を見たら自分がどうなるかも分からなかったので話すことは事前に全く決めなかった。

いつも通りZOOMの待機画面に入り、自分の番が来るまで待つ。
この待機画面も、あと何回だろうか。
定刻より少し早めに「接続しています」の表示があった。慌てて画面録画を始めた。
(SUPER☆GiRLSのZOOM会は参加者による画面録画が許可されている。)
推しの顔が映った。いつものことながら顔がいい。

手紙届いたよ〜、と言って見せてくれた。
ZOOM会前に受け取って読んでくれていたらしい。13日にポストに投函した手紙が19日には推しの手元に届く世界、本当にありがたい。
迅速なチェックをしてくれたスタッフに感謝。
3分間、ほとんど推しが手紙に対する返答を話してくれていた。
私が割と序盤に泣いていたら「まだ半年あるんだよ〜(笑)泣かないで〜!」と言われた。何歳下の推しに励まされてるんだか…

推しからのすべての言葉が嬉しかった。半年後にアイドルを辞めるくせにこんなに好きにさせてくるのは残酷ではないかと思うくらい。
特に印象に残った話が前回(No.3)の「まだできるのに辞める」ということについての推しのコメント。これがもう私の理想そのものだったし、
「みんなといた思い出も、自分のアイドルしてきた経験も全部輝かしく思える自分でいたい(卒業したい)」という言葉がすごく素敵だと思った。

これを聞いて、私は推しの卒業後アイドルヲタクを続けなくてもいい気がした。というより仮に続けてもここまで価値観の合う推しに出会える気がしなくなった。
だったらこの推しの「理想の卒業」を最後にした方が、私のアイドルヲタクとしての思い出も今後の自分の人生において美しいものとして残る気がした。

結果は半年後にしかわからない、が。



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