それは例えば、ねむる前のホットミルク。
時代や社会に向かって歌ったことはない。
常に部屋でひとりヘッドホンをつけてる【誰か】に向けて歌っている
by 宇多田ヒカル
以前ツイッターで目にした、宇多田ヒカルさんのこのひとことに、「ぐっ」と心を掴まれた。
どうしてnoteを書いているか、どうして文章を書いているか…
わたしはここが、誰かにとっての「おもしろい読み物」のページになり、落ち着く場所になり、通勤電車の中で、昼間のランチの時に、夕方の電車の中で、育児の合間に、そして寝る前に…
そんな風に生活のなかに、そっと寄り添ってその人と一緒に過ごしたい。
なんか疲れたから読みに行こうかなぁ
寝る前に読もうかな。
そんな風に、ふと読んでもらえる場所にしたい。ここへきたら何か役立つ情報がある!とか、専門性がある!とか、そんな場所ではなく。
毎日自分がぺらぺらと雑誌をめくるように、眠る前に文庫本を開くように…そのなかに、このnoteが入ってくれたらこんなに嬉しいことはないと思う。
それは、朝に飲むあったかい白湯
仕事の合間に一息つく、珈琲
そして眠る前のホットミルク
そんな風に、なりたい。
社会に向かって、大勢に向かって発信せず、あなたへ。
ひとりの時間を過ごしている、あなたと一緒にいたい。
それがわたしの願うこと。
おやすみなさい🌙
良い夢を
イトウカヌレ
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