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家族のこと。

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息子との日々や、夫婦のこと、家族のことを書いたエッセイです。
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家族3人でいる時に、疲れてしまう理由。

我が家の旦那さんは服装にこだわりがほぼなく、年がら年中「ユニクロのデニムにユニクロのTシャツorパーカー」という「theシンプル!」を愛しすぎる男である。 先日、長らく愛用していたデニムが破れかけたため、新しいデニムを買いに行った。 「(今後も毎日同じのを履くんだし)同じやつ2本買っておけば?」 という妻からのアドバイスにより、これまでとは違った濃いめの色味のデニムを2本お買い上げ。 それを眺めていてふと、 「ん?これ、裾(すそ)さえ折ればわたしも履けるんじゃね?」

息子とわたしのミラーニューロン。

ここのところ本当に気持ちの落ち込みがひどく、何をしてもさっぱり立て直せないので結構困っていた。 そんな状態ではnoteやブログを書こうにも「病んでます」「今日も病んでます」しか出てこなさそうで、誰がそんなもん読みたいねん!と、全然書くことができなかった。 今年に入ってから割とそれが続いていて、ちょっと持ち直したかな?と思ったらまたガーン!と落ちる…の繰り返し。大きな原因は、息子のあれやこれやに引っ張られているから。 2学期に入ってから、1学期以上に学校に行きたがらず、登

「ちゃんとしないと恐ろしいことが起こる」なんて思い込みは、持たせたくないはずなのにな。

イトウカヌレです。 先日、小学校に上がった息子のグチを聞きすぎて嫌になって怒りすぎて反省というnoteを書いた。 よっぽど疲れていたんだろう、記事を書いた翌日の習い事待ち時間中に、わたしはとうとう買ってしまったんである。(ちなみに習い事もやめたいやめたいと息子はブーたれている) 育児書を…!!! 普段からなるべく読まないようにしているジャンル。育児系、病気系、ガツガツしたビジネス系、正しい食生活系… これらの本は根底に「こうするべき」「こうしないと○○になる」「今の

息子のケアにヘトヘト。でも自分だって、親の人生の一部を費やしてもらって大きくなったんだもんな。

息子が小学校に入ってから、怒ってばっかりだなあ…と反省している。 もともと言語化が得意な子というのもあり、こども園時代もあーだこーだどーのこーのグダグダグダグダ毎日毎日グチを言いまくり、それを聞き続けた日々。 いくら子ども相手とはいえ、グチばっかり聞くのは嫌になる。 小学校に入ってからもその達者な口は健在のまま、これまでなかった宿題だの複雑な持ち物だの、いわゆるタスクがドッと増えた。 わたし自身も環境の変化にヘトヘトになっているから、どうしても余裕がなく、ちょっとした

ドキドキしない相手こそ、あなたの運命の人。

昨日書いた記事にコメントをいただき、そのお返事を書いていたら思い出したことがありました。 結婚して10年、付き合ってから数えると15年一緒にいる夫。 2008年から付き合いだして、結婚をしたのが2013年。この時点で5年経っていて、付き合いたての頃みたいなドキドキはすでに無くなっていた。 その間に遠距離恋愛からの別れる別れない…という難しい時期も経験した。 この人と結婚しても良いんだろうか? もう前みたいにドキドキもしないのに。 遠距離でなかなか会えない中、悶々とし

彼と一緒にいることは、当たり前のようで当たり前じゃない。結婚10年目の記録。

1年の中でいちばん大好きな季節、5月がやってまいりました。(2位は10月)イトウカヌレです。 新緑がそよそよと風になびき、窓を開ければ気持ちのいい空気が入ってきて、GWを過ぎると花粉たちも落ち着いて、もうすぐそこまで来ている湿気だらけの6月のことはちょっとわきに置いて堪能したい。それが5月。 子供の頃から自然に多く触れる中で暮らしてきたこともあり、ちょっとした風の変化や、木々の移ろいを見つけるとしあわせを感じます。 もしも自分が自然界の何かになれるのなら、風か木が良い。

小学校入学っていう大仕事中だってのに、水は漏れるしカラスにゴミは荒らされるし。

怒涛の、卒園→新年度への準備に奔走→入学→学校開始→給食開始…という「新一年のオカン右往左往」をひたすらやっております。イトウカヌレです。 先週は給食がなかったので、朝から夫の弁当と息子の学童用弁当を作るという未知の領域で、ほんとに疲労困憊。 就学という新しい環境に1番直面するのは、もちろん当事者である子ども自身だけど、その保護者もかなり環境が激変して大変だ。 ある日は集団下校の予定時刻が早まり、うっかりGPSを持たせるのを忘れていたためそれを知るすべもなく、予定時刻通

6年半息子と一緒に生きてきて、わたしはすっかり「お母さん」になっていたみたいだ。

昨日かなり落ちていたメンタル、今朝起きたら割と平常な状態に戻っていた。 わたしはこの疲れや落ち込みは、日々の細々したことの積み重ねと、新年度への不安が原因だとずっと思っていたのだけど… 実は根底にあった「とある気持ち」に気づいていなかったと、今朝突然気づいた。 ✳︎ 我が家は親子3人川の字で寝ていて、真ん中にいる息子はその日によって、旦那さんの布団に潜り込んだり、わたしの布団に突撃してきたりする。 今朝は久しぶりにわたしの布団にいて(旦那さんの残業が続くと、日中一緒

「パパがいつもどんだけがんばってくれてるか、わかった」

「パパがいつもどんだけがんばってくれてるか、わかった」 うちの旦那さんは、仕事が忙しくなったり、精神的に追い詰められると悪夢を見るらしい。そして金縛りみたいな状態になるようで、そこから逃れたい一心でうなされてしまう。 付き合っていた頃からたまにあったことなので、わたしはもう「ぅぅ…」と彼が小さい声でうめき出した瞬間に目が覚める。 そして「うわああああ…!」と大きな声でうなされ出したら、すぐに手を伸ばして体とか顔とか、とにかく彼の身体をさする。 それで彼が目を覚まして、

それでも、重々しく生きるのはもう飽きたんだよ〜毎年恒例、誕生日を祝うnote〜

38歳になりましたー❣️おめでとう私❣️ 朝起きたら息子がサプライズで飾り付けをしてくれてました…!あとレゴで可愛いお花も♡ ほんま誰に似てこんなに優しいんやろう?といつも思う。夜は旦那さんがレストランを予約してくれたので、3人でゆっくり過ごす予定です。 本当なら今日は息子の運動会でした。でも直前になって中止に…( ; ; ) 子供はもちろん自分が陽性になったら終わりや…出られへんくなる!とずーっと気を張り詰めて過ごして来て、やっと明後日本番や!やっと来た!めっちゃ楽

子供がかわいいと思えなかった私が、毎晩息子のことを日記に記すようになるまで。

息子の誕生日から5年日記を書き始めました。 使っているのはミドリの5YEAR DIARY。まるで洋書のような佇まい。箱入りです。 息子の誕生日から使いたかったのにバタバタしていて、気づけば数日後には誕生日!! 探しに行く時間が無かったので、速さといったらAmazon!で注文(プライム会員なので対象商品は届くのがめちゃ速い)。 しかも、Amazonアウトレットなる商品で900円ほどお安く買えました。外装に傷ありのため、とあったけど、届いたものを見たらほぼ気にならない程度

子供の誕生日は、命懸けで出産した自分自身も労ってあげたいね。

明日は息子の誕生日。6歳になります。 6年前の今日、出勤する夫を「いってらっしゃーい」と送り出した途端に破水をして「まさか!」な出産の幕開けでした。 結局生まれたのは翌日の夕方18時過ぎ(緊急で手術。帝王切開)。30時間越え。陣痛も帝王切開もフルコースで経験。 あー!ほんましんどかったな!痛かったな!苦しかったな!よくやったな自分!! 産んだら産んだでお腹の傷はめっちゃ痛いし、母乳は出過ぎてしょっちゅう詰まって痛いし、昼夜問わずの授乳で寝れずフラフラやし、メンタルも身

自分のペースで過ごせない!1人の時間がない!=ストレスがやばい。

すっかり元気がありません。イトウカヌレでございます… 日本中を席巻している例のウイルス(名前すら書きたくないわい!)、先週の月曜日にとうとう我が家にも上陸してしまいまして。 発症したのは旦那さんだけ。私と息子は5日間の自宅待機期間に何も症状が出なかったので、今週から日常が戻ってきました。 が!! そう、陽性者(症状あり)は隔離期間10日。そう、旦那さんはまだ家で療養中なのですね〜… 予定では明日から仕事復帰予定だけど、今日また熱がぶり返している様子。もしかしたら療養

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息子とふたり、初夏の遠足。