バリ島で宇宙に導かれ② きのこ？秘密の儀式🍄
ウブドからチャングー近くのクロボカンという場所に私は移動した。
アパートメントのようなホテルだが
そこには猫がいた。猫がいるだけで最高なホテルだと確信した。
メキシコ人男性マーヴィンからチャカーナの儀式を提案されていた。
もちろん私の返答はYES！だった。
これも何かの縁だと思った。
ちなみにチャカーナ儀式は🍄を使う。
キノコは間違った知識が、伊藤英明の事件で広まってしまったが
歴史は長く、メキシコ原住民にとって神聖な植物だった。
欧米研究者たちがこぞってメキシコの原住民シャーマン マリアサビーナの儀式に訪れたことから世界に広がったものだ。
今ではサイロシビンセラピーなど欧米を軸に精神医療に使われている。
マーヴィンは事前に教えてくれた。
"🍄のスピリットはとにかく明るく軽やかなんだ！子供のスピリットさ！
アヤワスカはお婆ちゃんのスピリットでダークなんだけど、🍄は違うんだ"
その言葉はのちに、儀式をして明確に理解することができた。
儀式は私のホテルの部屋で行われた。
プライベートとグループが選べたが、私はプライベートにしてもらった。
🍄はバリの北部で取れたものだ。
彼がどうやってみつけたかというと
シャーマンぽい方法だった、
それは直感でドライブしてここにある気がする！！と思い山を散策して見つけたらしい笑
正確には散策中、バリ人に声をかけられ
お前の探してるものってもしかしてこれか？と🍄を見せてくれたらしい。
そんなこんなで、
チャカーナの儀式をすることになった私は
事前にしてはいけないことリストをもらい
身体を整えて挑んだ。
儀式当日
儀式は必ず夕方または夜から深夜にかけて行う。それはあちらのスピリット達と繋がるのに適した時間なのだとか。
マーヴィンはチャカーナの儀式方法を手取り足取り教えてくれた。
事前にフルーツを一つ用意してと言われ
私はパイナップルを二つ用意していた。
スーパーで購入したらおまけで一つもらったからだ。
ちなみにパイナップルは豊かさを表すそうで非常に良い捧げ物らしい。
マーヴィンと一緒に花を並べチャカーナ(南米十字架)を作っていく
儀式には必ず4つの願いが必要だ、
簡単に言えばなにを意図するかが大切なのだ。(意図を決めるのはアヤワスカと同じ)
儀式が始まると最初に一つ目の願いを伝えた。
そして7gの🍄をそのまま食べる。
味は普通に美味しくバクバク食べれてしまう。
それから私はしばらくしてベッドに横になった。
次第にマーヴィンが言っていた🍄のスピリットは明るく子供のスピリットだというのが分かった、
なぜならパステルカラーの可愛い色合いのクヌ(エネルギー、植物のDNA)が目を瞑ると見えた。
蛇のような可愛いポップな色合いのものが流れるように見える。
目を開けると南米の遺跡に描かれている絵が踊るかのようにデザインとして
壁に浮かび上がって見えた。(土偶のような)
そしてまた目を瞑った、、
じっとしてると煙がモクモク見えてきた、
これは！！！！あの人だ！！とハッとした。
それは私の守護霊、前世のようなスピリット。
何人か知人の霊能者に
"煙もくもくしてる、煙を扱うシャーマンが見える、ジャングルの中にいる"
とよく言われていた。
本当にいたんだと思った。
そして私は彼に伝えた。
"it's okay you can just let it go"
この世の未練手放して大丈夫、もう大丈夫だよと心の中で必死に伝えていた。
なぜそのように思ったのかわからない。
でも目を開けてチャカーナを見た時に全ての謎が解けた。
彼は宇宙に戻りたいんだ！！
この儀式は彼のためだったんだ！
アヤワスカをしたのも、ずっと彼は探してたのか、宇宙への帰り方を！！
実はチャカーナの中心は宇宙であり、そこに
私たちは願いを解き放つという意味がある。
私は急いでマーヴィンにそれを伝えた
そして歌を歌ってくれた。
それと同時に2個目の願いとして
彼が宇宙に帰ることを意図して
チャナン(バリ島の花で出来た捧げ物)を
チャカーナの中心へ置いた。
そしてマーヴィンがパロサントとタバコを私に吹きかけてくれたとき
重かった何かが取れた、
体がいきなり軽くなりすぎて
私はベッドに倒れ込んだ。
そして私は天井を見ながら、消失感にかられた。
"あのシャーマンスピリットのおかげで私は占いができて、人よりスピリチュアルな知識が多く
自然を愛している、、
彼が宇宙へ帰った今、私は以前の私ではない？
もう私の中からパワーは無くなった？"
そんな感情が浮かび上がった。
しかし、ちょうどその時大きな宇宙に包み込まれた感覚がした。
私の一部であったシャーマンが宇宙に戻り
私が私であるという個の意識を無くしてワンネスに帰ったとき
私からパワーは消えたのではなく
宇宙になった彼のパワーに包み込まれた感覚がしたのだ。
個という意識がなくなっても、
彼の記憶と彼のパワーはなくならない。
私はそれを引き出して使うことができる。
そして私だけでなく、この記事を見ている貴方でさえも。
なぜなら彼は宇宙(＝私たちの源)へ戻ったのだから。
そして私は儀式の途中マーヴィンに何か言いたいことある？と聞かれ
”Jump into the unknown"と伝えた。
そしたら彼が目を丸く広げ驚いた顔で言った。
”その言葉はこのセレモニーを教えてくれたメキシコの砂漠にいるラコタ族シャーマン、フローラが僕に言ってくれた言葉だ！”
こうして私の初めての🍄儀式は
最終的に幕を閉じた。
それから1ヶ月後
2022/10/30
私はまたバリ島へ向かっている。
日本に帰国して移住準備をして今に至る。
バリ島へ移住する目的は
マーヴィンとカカオセレモニーなど
シャーマニズムのセレモニーをパートナーとして行うためだ。
実は元々バリ島へ行く前
なぜかカカオセレモニーを学べたらいいなと漠然と思っていた。
(カカオセレモニーはメキシコ発祥だと知っていながら何故かバリ島に求めていた😂)
そしてマーヴィンもまた、
一緒にセレモニーをしてくれる女性を探していた。
(シャーマニズムのセレモニーは大体男性女性のエネルギーが必要なため男女で行うことが多い)
二人の願いが一致して
私はバリ島へ移住を決意した。
人生はなにが起きるかわからない。
それでも何処かへ導かれていることは確かだ。
そしてその導かれている方向は
私自身の心が望む方向でもある。
母なる大地パチャママと大いなる宇宙グレイトスピリットに感謝をして
この先も、バリ島で宇宙に導かれるのだと信じている。
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