見出し画像

日常を大切に

初回投稿から早くも1年が経過しようとしている。

前回投稿から約2ヶ月後、夫が無事退院。
入院1ヶ月後でリハビリ目的で転院。
転院当時は自力歩行不可能で車椅子状態だったため、介護タクシーで移動し、転院先で夫と落ち合った。
私は長年、福祉相談援助義務に従事しているため、こういった状態の人と関わる事には慣れているはずだった。
しかし、最愛の家族が同様の立場となり、自力では殆ど足を動かせない状態に遭遇し、一瞬未来への不安が脳裏をよぎったのは否めない。

それでも夫は、手術により足の痛みが消えた喜びや、これからリハビリを重点的に行う事によるADL拡大、QOL向上に向けて、前向きな気持ちを私に示してくれた。
一番辛いのは夫なはずなのに。。。

リハビリを続け、無事、T字杖で自力歩行出来るまでに回復。
退院当日は、私の車で久々に2人でドライブがてら、夫の職場の方々に差し上げる菓子折りの購入、ホームセンターでは自宅内で使用する杖と自主リハビリに使用するゴムボールの購入、最後にマックでドライブスルーし、久々のファストフードの堪能と、少々無茶をして疲労困憊な夫だったのも、今となっては良き思い出。

その後も夫は毎日自宅内での筋トレや屋外での歩行訓練を重ね、週末には一緒に出掛け、夫の歩容を動画撮影し、自主リハビリの検証もしていった。
退院2週間後には職場復帰もし、退院1ヶ月後には杖も外れ、山のある大きな公園を歩いたり、夫の実家に帰省し、義兄とキャッチボールをしたり、先月は、雪の積もった近所の公園で少し走る事も出来ていた。
退院当初は15分歩いただけでも息切れする程低下していた体力も、今ではほぼ元通りに戻り、仕事も従来通りバリバリこなし、家事も雪かきも従来通り沢山フォローし合えるようになった。

夫が自らの努力で着実に成長し、前進している中、私は、仕事のストレスが強く、心身共に不調を抱え、服薬しながら何とか仕事を続けていたが、胃出血も発覚し、もう、心も身体も限界まで来ていた…。
結局1年で退職。
じっくり対象者と関われるケアマネジャー業務に戻る事を決めた。
2週間の新入社員研修が昨日で終了し、週明けから、配属先で勤務予定。

連日の大雪による雪かきや長時間の運転による疲労も蓄積していたので、今日はブランチを摂りながら、ドルチェグストでラテを煎れ、リラックスタイム。

これ、美味しいです。

今年も夫はもう一方(左側)の股関節を同様に手術し、リハビリする予定ではあるけれど、
今年は、私はもっと夫に明るい姿を見せられるよう、日常の何気ない瞬間も大切にした生き方をしていきたい。

ワークライフバランスを大切に。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?