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たとえセンスがなくても、「面白い」を生み出す秘訣

こんにちは。珍スポの達人です。
YouTubeの投稿を続ける中で、最近ちょっとずつ
チャンネル登録していただけるようになってきました。
1年くらい無風だったので、ほんとにうれしい限りです。

なんでチャンネル登録するか、人それぞれ理由はあると思いますが、
自分が誰かのチャンネルを登録するときのことを考えてみると、
「面白かったから」
これに尽きるなと。
(それプラス、今後も面白い動画が投稿されるであろう期待感)
つまり、僕のチャンネルも面白ければ登録をしてもらえるだろうと。
じゃあ、「面白い」ってなんだろう?
ということで、そのことについて考えてみました。

ちなみに、僕は普段エンタメ系のメディアで編集者をしていて、
そこでもよく「面白い企画を考えよう」的な言葉が飛び交っています。
この記事で言及する「面白い」は
主にWeb、雑誌、YouTube、テレビなどの
テキスト or 動画コンテンツに関しての話になります。

で、結論から先に言います。
「面白い」とは、

その人にとって初めて見たような新鮮さがあり、
それによって満足感を得られるもの

なんじゃないかなと。

これを要素分解していこうと思うんですが、まず
・人
・企画

に分かれます(厳密に言うと分かれるというより、相互が作用し合ってます)。

「人」については、芸能人やミュージシャンをイメージしてください。
雑誌に好きな芸能人のインタビューやグラビアが載っていたら、
ファンの方は喜んで見ますよね。ファンにとっては好きなタレントの
インタビューや写真は、それだけで満足感を得られるもので、
「面白い」と感じるハードルはグッと下がります。
もちろん、編集者は毎回どういう切り口でインタビューして、
どう魅力的な写真を撮ろうかと苦心していますが
ここではそれについては深堀りしません。

ちなみに「その人にとって初めて見たような新鮮さがあり、」としたのは、
何も初めてではなくてもいいからです。何度見ていたとしても好きなタレントの写真はいいものですよね。でもさすがに365日見ていたら飽きるでしょう。「新鮮さ」というのは「面白い」の大きな要素です。
ミュージシャンのアーティスト写真を「面白い」と思わないのは、
おそらく何度も何度もいろいろなところで目にしすぎているからだし、
音楽にしろファッションにしろ定期的にリバイバルが起こるのは、
昔のものであってもそれを目にする若者にとっては新鮮だからです。

次に「企画」ですが、これは
誰がするかではなく(タレントパワーに頼らず)、
何をするかの部分です。

この「企画」も、2つに分けることができます。
・無益(日常生活において活用できない)

・有益(日常生活において活用できる)

たとえ「無益」であっても、心を動かされれば人は面白いと感じます。
そのわかりやすい例は、お笑いです(あとは感動系の映画とか)。
漫才を見ても、友達と同じ話題で盛り上がるということはありますが、
それ自体が普段の生活で役に立つわけではないですよね。
もちろん、「役に立たないから面白くない」と言うつもりは
0.1mmもありません。
笑いによって得られる満足感は何よりのストレス解消になりますし、
人を笑わせるセンスは僕のような一般人にはありません。

むしろ、“センスがなくても人に面白いと思ってもらえる”というのが
この記事のメインテーマでして、
それが「有益な企画」です。
これは情報番組などがわかりやすいでしょう。
「今日から使える掃除の裏技」とか
「ふるさと納税のやり方簡単解説」とか。

人には知的好奇心というものがあり、
ここが刺激されると面白いと感じる

のではないでしょうか。
今まで知らなかった知識を得ることで、
ポジティブな気持ちになるからかもしれません。
ビジネス書が今も昔も売れているのはおそらく
同じ理由で、センスのない僕のような一般人でも
ここを狙えば「面白い」企画を生み出せるはずだという
結論にたどり着きました。

話は少し戻って、先ほど要素分解した「人」と「企画」は
掛け算のような関係だと思います。

1(知名度のない人)×100(超面白い企画)=100
100(有名人)×10=(そこそこ面白い企画)=1000
10(そこそこ有名な人)×100(超面白い企画)=1000
みたいに。

それで、僕はメジャーな観光地ではなく、廃墟や赤線跡など
一風変わった場所を紹介する街歩き系の
YouTubeチャンネルをやってまして、
ニッチなジャンルであることは自分でも自覚してます(笑)。
なので、上の計算式で考えると
1(知名度のない人)×5(好きな人には面白い企画)=5
くらいなのかなーと。
ただ、なるべく歴史的背景なども踏まえて紹介すれば、
そういうのが好きな人には面白いと思ってもらえるんじゃないかと。
(目指すは「ブラタモリ」的なものかなと最近思い始めました)

ということで、もしちょっとでも興味を持ってもらえたら、
チャンネルを覗いてみてください!






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