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9月7日に読了した本

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裏切りの日日

ドラマ(『MOZU』)にもなった『百舌シリーズ』こと逢坂氏の公安警察シリーズの第一作。(ドラマ化した『百舌の叫ぶ夜』は次巻)百舌の叫ぶ夜以降は読了済だったんだけども、中途半端に未読になってたのを読み終わらせ。

主人公は公安部特務一課の桂田刑事と浅見刑事で、『百舌の叫ぶ夜』以降主役・中心人物となる倉木警部や大杉警部補らは登場せず、シリーズ通して登場する人物で本巻に出てくるのは監察の津城警視のみ。

百舌シリーズらしい公安警察ものなテイストは、既に一作目の本巻からすでにプンプンと感じ取れます。トリックも作中の展開や登場人物の行動も、終盤になってそういうことかとハッとさせられました。

ネタバレになりますが、 『探偵が犯人だった』が合っている表現か分からないですが、怪しいところがあると思いつつ、そうではないだろうと思っていた桂田さんががっつり犯人だったというのは、驚きでした。 ですが、読み終えてから改めて随所随所を読み返すと、作中の桂田さんの行動や描写が、なるほどそういうことか、てなるんですよね……

読み始めたら止まらない、やはり『百舌シリーズ』は良いぞ……

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