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わかりやすい文章を書く基本【前編】

前回「わかりやすい文章はすらすら読める」という説明をしました。構成を考えて文章を書いていく上で基本となる考え方を押さえていきましょう。

1.一文はできるだけ短く、一文一義で
  文章がわかりづらくなる理由の一つに「文章が長い」ことが挙げ
 られます。
  できるだけ一つの文章に複数の事柄を入れて伝えようとすると文章が
 長くなってしまい、結果的に何を伝えたいのかわからなくなります。
  できるだけ80字以内にまとていくことを心掛けていきましょう。
  また「一文一義」にしていくことで、短い文で文章を組み立てていく
 ようにしましょう。

2.接続助詞「が」はなるべく使わない
  接続助詞「が」が多い文章は全体的に長くなり、何が言いたいかがぼや 
 けてしまうという特徴があります。
  接続助詞「が」の使用は必要最小限に抑えると共に、文と文をつなぐ言
 葉を適切に入れるようにしていくと良いでしょう。

 https://yoridokoro.biz/blog/writing-ability/grammar/words/postposition/joshi_gyakusetu/

3.主語と述語を対応させる
  主語がない文章は書き手の主体がない文章です。
  主語がない文章は自分と他人の区別があいまいな関係になりがちです。
 文章を書くときにはできるだけ主語をはっきりさせましょう。

4.文と文をつなげる語句をなるべく使う
  接続詞を使うことで文と文の関係を明確になります。その結果、読み手
 に自分の主張が伝わりやすくなります。また、自分自身の主張をはっきり
 とさせることで自分の文章を確認することにも繋がります。

5.文末は簡潔に書くようにする
  文末はできるだけ簡潔に書くことで言いたいことを明確に表すようにし
 ましょう。

(後編に続く)




  

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