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日記って手書き?

手書きの方が書いたって気がするのよね

業務日誌に関してははるか昔からパソコンで書いてたんですが、日記は手書きだったんですよ。デジタルにしても良かったんだけど、日記までそれにしてしまうと「書く」という作業が日常からほとんどなくなってしまうのが寂しいというのもあるし、やっぱりペンを持って書くというのは単なる記録ではなく、精神的に作用するものがありますから。それと、万年筆を使いたいというのもあるんです。僕が持ってるようなものは1000円レベルのナンチャッテ品だけど、それでも万年筆の書き味は味わえるわけで、これが良かった。


デジタル日記は検索が便利すぎる

しかしながら、業務日誌の方でデジタル化していることのメリットは物凄く享受しているわけでして、何が便利ってやっぱり検索なんです。プライベートなことであっても、確認したい過去の出来事なんていくらでもあるんですよ。日付あるいはある程度の時期が分かっていればアナログ日記でも探すのも割と容易ですが、そうでないものはそりゃあ大変です。

親戚のおじさんが亡くなったのは何年何月だっけ?

この冷蔵庫、いつどこの店で買ったんだっけ?

北海道旅行って子供が小学校入る前だったっけ?

こんなの探し始めたら、読み物を読む勢いで何ページめくらないといけないか分かりませんが、デジタル日記だと「冷蔵庫」とキーワードひとつ入れるだけで5秒とかからず判明しますからね。


もう紙なんて要らない?

その冷蔵庫が故障したとして、今「保証書」なんてものはほとんど必要なくなってます。もちろん保管はしていますが、たいてい家電製品を買う場合はポイントカード作ってて個人情報が店側で管理されているので購入を証明する必要がないんですよね。購入した日付と型番さえ伝えればお店の方もすぐ把握できるようになっています。

目下、菅総理大臣の意向と河野さんが行革大臣に就任したことで、事務仕事のハンコレス&ペーパーレスがぐんと進みそうですが、本当に紙って必要なくなってるよなーと実感するここ10年です。

それでも裁判所のような公共機関ではまだファックスがスタンダードな通信手段として使われ、コロナの感染者数統計においては病院と厚労省がファックスで情報をやり取りしていたという冗談みたいな事実があって、ここからの2年ほどで紙は一気になくなりそうな感じですね。


デジタル日記はセキュリティーが強固

日記の話に戻りますが、僕は別にパソコンで書くことを推奨しているわけではありません。僕の場合は業務とプライベートの境目がないことも多くて一緒に書いてしまって「タグ」を入れておくとめっちゃ便利なのと、元々記憶力が深刻なレベルで低いので、検索が使えるパソコンで日記を書くことにかなり意味が大きいというだけのことです。

デジタル日記のもう一つのメリットを挙げるとするなら、セキュリティーでしょうね。僕の場合は、アプリはWindows用の大昔の日記ソフト(早い話、簡易のテキストエディタにカレンダーが付いているだけのシンプルなもの)を使っていて、そのデータはクラウドに上げています。クラウド自体にセキュリティーがあるので、簡単に他人が見ることはできませんが、心配ならデータそのものも簡単に、しかもかなり強固な暗号化を施すこともできます。


アナログ日記でセキュリティーを施す方法

アナログだとセキュリティーはガバガバで、うちの死んだ爺さんの日記がまだ家にあって自由に読める状態です。まあ、あまり興味がないのと、ひょっとして何か怖いことが書いてあるかもしれないなどと思って、読んでませんけどね。

手書きしていた頃は、人物名に関してはアナログで暗号化していました。例えば、家族や知人に「一郎」という人がいれば「uni」(ラテン語の「1」)、「晋三」なら「tri」(同じく「3」)、「直弼」なら「十目」(「直」を分解)、妻なら「09」ってな具合です。読まれると恥ずかしいようなことについては、その都度自分だけの隠語を作っておきます。例えば「レンタルビデオやでアダルトビデオを借りてきた」は「蔦で枝桜」(ツタ・ヤでエロビデオ)みたいになります。

私はこの暗号化をやり過ぎて、つまり登場頻度の少ない人物まで暗号化したりして、今でも100%は解読できない時期があります。冗談ではなく。



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