確定申告、たのすぃ~~~~!!!
大丈夫、正気です。
いや、正気ではないか。
でも、無事終わったあとのハイだから、大丈夫だと思います。
そう、確定申告終わったよぉ~~~~!!!
ふぅ、ちゅかれた。こんなこともあったしサ。
それからも、仕訳やら何やら小さなつまずきはたくさんあったし、きっと完璧な帳票にはなってないんだろうけど…
まあ、Done is better than Perfectですわよ。
期限内にちゃんと終わらせたんだから、一旦自分にハナマルです。
でね、それはそれとして、驚きの事態が起こったから聞いて。
今日で絶対終わらせる、と朝からちまちまやってたんですが、もう「あとこれだけだ!」と、ガチの終わりが見えた瞬間、
「ふぅ~~~~!!!確定申告、たのすぃ~~~~!!!」
と、自然に口からこぼれたんです。
キモくない???
いや、ぜったいキモい。
だって、はじめの一歩コケたときの私が聞いたら、きっとぶん殴るよ。楽しいわけがないもん。実際、97%くらいはめんどくさくて、やらなくていいに越したことはない。
なのに、なぜ3%も「楽しい」を感じたのか?
たぶんね、「分かるようになる、できるようになる」のがすごく好きだからじゃないかと思うんです。
ていうのもさ、確定申告に限らず「嫌だなぁ」と気乗りしない、手が進まないことって、意外とその原因は「やったことなくて未知すぎるから」ってだけだったりするじゃん。
食わず嫌い、みたいなさ。
裏を返せば、「分かってできるようになれば」全然苦じゃなくなる、むしろ楽しくすらなるかもしれないって話じゃん。
つまずいて、調べて、ちょっと分かって、進んで、またぶつかって、調べて、でも今度はなかなか分かんなくて、脇道にそれて、何とか軌道修正して。
そうやってる間は、先も全体像も見えなくて、クソほどしんどくて投げ出したい。しかも、そんなときに、横をすすすーっと軽快に走ってく人がいたら、もう、発狂しそうになる。
それでも何とかゴールして振り返ると、はじめてちゃんとした全貌が見えるじゃん。調べたり人の道のマネだけじゃ見えなかった、リアルな全貌が。
その足跡は、ミミズが這ったようにつたなくて、ところどころ穴の開いたパッチワークかもしれない。横に並ぶ、淡々と滑らかな足跡と比べて、結局げんなりはするかもしれない。
だけど、それでも途切れず、何とか自分で繋げた道って、愛おしくみえるじゃん!しらんけど!
その心は、ちいちゃな子どもと大して変わりません。「ねえねえできたぁぁ!!!みてぇ!!!」って感じ。
そして「あ~~~そこはそうやれば良かったのか~~」「あれは気にせずスキップしても良かったんだな」「なるほど、玄人はそっちを慎重にやるのか」とか、じっくり眺めたくもなるし。
……なんかちょっと、話を壮大にしすぎたか???
話を戻すと、やるべき確定申告をただ終わらせただけです。(笑)
だけど、ところどころ前職の経験が助けてくれた瞬間もあって、「は~~人生にムダはないわねぇ~~」と、やっぱり壮大にならざるを得ないんですよ。個人的には。
前職のことは、過去にもちょこちょこ書いているんですが、IRっていう業務を1~2年経験したことがありまして。
それがまあ、数字、数字、数字、会計、会計、簿記、財務、財務、分析、ぎゃお!みたいな感じで、私は挫折しまくりだったんです。
当時は、どれだけ気合を入れて勉強しても、全ての用語が文字の羅列でしかなく、1mmも頭に入ってこなくて苦しんだなぁ。覚えるのは結構得意なはずなのに、三歩進んだら、いや、一文字読み進めたら忘れる状態。
脳みその強烈な拒絶反応に、我ながらウケてました。
でも、そんな輪郭のなかった用語たちが、まったく別の道に進んだ今、急に輪郭と意味を持ちはじめ、私を助けてくれたというわけです。
仕訳だの貸借だの、未払だの仮払だの前払だの決算整理だの、償却だの按分だの、すこーーしずつアハ体験でした。
「あ~あれのことか!」「なら、こうするってことよね!」と昔の記憶が蘇り、「知ってることだ」と気づくだけで、精神的負荷も少し軽くなる。
ガサッと集めて積み上げただけの、ぐちゃぐちゃでスカスカな土台でも、ないよりははるかにマシなようです。
まあ、その積み上げをしていた当時は、バカクソしんどかったけどな。気持ちは最悪で、鉄アレイのように重い日々だったし。
*詳しいことはうつヌケマガジン読んでね
もっと早く逃げたらよかったとは思うけど、それでも経験はちゃんと糧になってた。ちゃんと点と点はいつか繋がるんだな。
それは、ちょっとした救いだよね。
そんなことに気づかせてくれた「確定申告」でした。
苦しくても頑張った過去の私にカンパイ🍻
そして何より、苦手でもやり遂げた今日の私にカンパイ🍻
……あっ……まだの人もいるよね……
あと少し頑張って!終わったら一緒にカンパイしよ!待ってる!
全然待つよ!だってあと4日しかないもん!急げぇ!
(煽ってません…ともすれば私もそちら側でしたから…偉そうにはできません…)