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ジャパンナレッジの有料オンライン辞書を使ってみました

今日はトライアルに取り組んでいたのですが、ゲーム翻訳の文章で漢文調のものがあり大変苦戦しました……!
以前も漢詩の翻訳をトライアルでやったことがあったのですが、そのときもものすごく時間がかかりました。

今回は前回の反省を生かしてスムーズにできた部分もあったのですが、やはり漢詩・漢文はリサーチが難しいです。
(何かいい方法があったら、ぜひ教えてほしいですm(__)m)

私自身に漢文の知識が足りないこともありますが、日本の入試問題に出てくるような超有名な漢文ならまだしも、日本のウェブサイト等で漢文に出てくる古代中国語を調べることは困難です。
中国のサイトを見ればよいのですが、情報があるとは限らないし、なにしろ日本語で調べるより格段に時間がかかります。
調べることは膨大にあるので、できれば素早く情報にたどり着きたいものです。

以前、私が通っている翻訳学校の教務担当の方に漢詩の勉強方法を聞いたところ、ジャパンナレッジという有料オンライン辞書サービスに登録して『新釈漢文大系』(明治書院)を参照するといいと言われました。

有料なのでそのときはちょっと手が出なかったのですが、今日はもうとにかくトライアルを仕上げなければならないということで、藁にもすがる思いで契約しました。

結論から言うと、かなり有用でした!
『新釈漢文大系』を見ることができたおかげで、漢文をなんとか訳しきることができました。今後も契約を続けていこうと思っています。

今回はジャパンナレッジの使い方や料金をご紹介していきます。

ジャパンナレッジとは

ジャパンナレッジとは、日本有数の百科事典や辞書類が持つ膨大な知識情報を収録した、インターネットデータベースです!
言うなれば、「インターネット上の図書館」です。
普通にインターネット上で検索しただけでは分からない事柄でも、ジャパンナレッジを利用すれば、調べられないことは無いと言っても過言ではありません。
ジャパンナレッジは百科事典や国語辞典のみならず、日本語や英語その他様々な言語の辞典から、史実を深く掘り下げた歴史事典、「東洋文庫」などの叢書まで、80種類以上を超えるコンテンツを有しています。
総項目数・約218万、総文字数・約16億のデータの中から調べたい事柄を一瞬で検索できる。それがジャパンナレッジなのです。

ジャパンナレッジとは?|ジャパンナレッジのご紹介 (japanknowledge.com)

ネットには公開されていない、信頼性の高い情報を大量に参照することができるサービスです。
翻訳者や研究者などにとって便利なサービスのようですね。

ジャパンナレッジの料金

年会費を選択すると、2か月分お得になります。
まだ使えるものかどうかわからなかったので、私はとりあえず月会費にしました。

使い方

全文検索ができます。クリックすると↓
縦書きなので少し見づらいかも……

「基本検索」のタブから全文検索を選択し、検索窓に調べたい言葉を入れるとすぐに検索できます。

他の分野の書籍についてはわかりませんが、『新釈漢文大系』は縦書きで、画像形式での表示のため、ページを検索することはできますが、そのページのどこに書いてあるか検索してハイライトすることはできません。

全画面表示にしてから拡大すると見やすくはなりますが、本のページを画像にしたものを見る形であり、正直ちょっと見づらいです。
翻訳にはあまり関係ありませんが、検索結果をコピーすることもできません。

しかし、『新釈漢文大系』の内容は素晴らしかったです。
ネットで検索しても絶対出てこないような古代中国語に詳細な解説が施してあり、読みやすい現代日本語の翻訳つきなので、とても助かりました。
ここでしかたどり着けない情報がたくさんあるので、かなり価値があると感じました。

今後も、ジャパンナレッジの辞書を勉強にも活用していきたいです。
漢文だけでなく、いろいろな分野の百科事典などが多数収録されているようなので、使い方を模索していきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
参考になれば幸いです♪

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