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アルファポリス『第7回ほっこり・じんわり大賞』

MANZEMI講座のゼミ生であるなでしこさんが、投稿サイト・アルファポリスの『第7回ほっこり・じんわり大賞』で最終選考に残り、心ほっこり賞を受賞されました。おめでとうございます。

第7回ほっこり・じんわり大賞

選考概要
734作の応募があった第7回ほっこり・じんわり大賞では、家族や友達との確執を乗り越える心温まる物語や、恋の切なさ、離別の苦しみを繊細に描き出した青春ストーリー、心を癒やす動物ものなどさまざまな題材の作品が集まった。その中から、27作品が一次選考を通過した。

編集部による検討を経て、大賞候補としたのは「いいえ、推し活です」「仲町通りのアトリエ書房 -水彩絵師と白うさぎ付き-」「あやかし神社へようお参りです。」「猫神様の言うことにゃ、神頼みなんて役立たず」「死んだ兄と子育て始めます!幽霊兄の子育て指南」「青春リフレクション」の6作品。
(中略)
「いいえ、推し活です」は、クラスメイトを推す女子高生、織田のハートフルな日常を描いた漫画作品。キャラクターと設定が秀逸で、くすっと笑える軽妙なやり取りが心をほっと温める。「推し」という時代に即した題材をオリジナリティのあるテーマでエンタメに落とし込もうと試みていた点に、編集部の支持が集まった。

https://www.alphapolis.co.jp/prize/result

アルファポリスは、『小説家になろう』や『カクヨム』などと同じく、小説投稿サイトなのですが、漫画の投稿も可能な、ユニークなサイトです。なので、『第7回ほっこり・じんわり大賞』も小説と漫画の両方が選考対象という、横断的な賞です。

他にも絵本にも力を入れており、かなりユニークです。pixivのような、イラストや漫画や小説の投稿サイトはありますが、元々は絵画系が主でしたからね。

個人的には、小説も漫画も、両方やるというのは面白いなと思っています。ライトノベルでは、作品のコミカライズが盛んですから、こういう連帯は、将来的に発展性があると思うのです。

MANZEMI講座の講師陣が、漫画は小説の眷属であり、能動的なメディアであると力説するように。アニメや映画より、小説との距離が近いです。

実際、受講生には小説家志望や、既に小説家としてデビューした人も、一定数参加されますね。講義では、芥川龍之介や中原中也など、文学者の視覚的表現という視点で、イロイロと解説していますので。漫画家が、表現をよく知るために、小説を手掛けることは多いです。

一部の小説界隈に、漫画を目の敵にする人がいますが、たぶん100年後ぐらいには、文学部の中にマンガ学科があるのは、普通になると思います。書道学科も、文学部の中にあるのですから。

純文学の方々がどう思おうとも、萩尾望都先生は清少納言や紫式部、加賀千代女、樋口一葉などの日本女流文学の蓄積の上に、位置づけられると思います。

MANZEMI講座は、必ずしも商業プロを目指す講座ではないのですが、プロでも目からウロコの内容を目指していますし、またデビュー率はかなり高いほうだと思います。本講座の受講生は、受講後にゼミに入ることができ、講師陣からいろいろなアドバイスをうけています。楽しんで描くことの、一助として。


以下は諸々、個人的なお知らせです。読み飛ばしていただいても構いません。

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