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質問箱002:おススメできる趣味

こちらで、Twitterに寄せられた質問をアーカイブしております。

①映画を趣味にする利点

漫画と連鎖してる、という意味では一番のオススメは、映画鑑賞でしょうね。手塚治虫先生は、睡眠時間4時間の激務の中でも、年間365本以上の映画を見ることを自分に課しておられたとか。

藤子不二雄のご両人もそれに習って、365本の映画を何年も見ていたとか。元アシスタントの漫画を見ても、A先生仕事が追わた後、スタッフを連れて映画館に行く描写があります。

今はAmazonプライムビデオやNetflixなどの手段も豊富ですが、個人的には映画館で見たほうが集中力も高まり、心に残ります。もっとも田舎では、映画館自体がないところも多いですが……。

②落語を趣味にする利点

個人的には落語好きですので、こちらもおすすめしたいですね。仕事中、ながらで鑑賞できるのも利点ですし、夏目漱石の言文一致の近代小説確率に、落語は影響を与えたほどですから。

また寄席は『浮世学問の場』と言われたように、落語自体には教養とか情報がふんだんに盛り込まれております。それらの教養を、楽しみながら学ぶこともできますし。

更に落語は、漫画にとって大事な会話力を鍛える上で、とても重要ですね。ポンポンと情景が浮かぶセリフ回しが真骨頂。山上たつひこ先生や魔夜峰央先生など、多くの漫画家さんが落語を好きな理由でしょう。

③何でも活かせるのが漫画

オススメの趣味は、スポーツ・音楽・絵画・彫塑・料理・旅行など色々ありますが。ミケランジェロや湖川友謙先生、増渕聖司先生など、彫刻や塑像をやってる人のデッサン力は、高いですね。

そういえば昔、尊敬する三浦浩子先生が昔、漫画家になるためにはどんな勉強が必要かという読者の質問に、何でも活かせるのが漫画ですとお答えになっておられました。

趣味も損得で考えるのではなく、自分が楽しい・好きだと言うものを優先すべきでしょうね。それが結果的に本業にプラスになるのが理想であって。結果を求めないのが趣味とも言えそうな気がします。

この質問箱では、もう一歩踏み込んだ回答を心がけていますので、質問をお待ちしています。

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