X(旧Twitter)に、アニメの翻訳などを手掛ける兼光ダニエル真氏の連続ポストが流れてきました。非常に重要な指摘ですので、皆様にご紹介&備忘録も兼ねて転載し、保存しますね。
以下、連投をまとめて。
国内の競争力が、世界的な競争力になる。これは動きませんね。
国内市場が小さいから世界市場へ、というのは理解出来ますが。まず、身の丈にあった国内市場での成功が絶対条件であり、もっと言えば国内市場を育てるのが大事なんですよね。
MANZEMI講座の活動に対して、どんなヒット作家が育ったんだと、揶揄してくる人が一定数います。残念ながら、ヒットは天の時・地の利・人の輪が上手く絡み合わないと、名作でも必ずしもヒットするわけではないです。なので、山の頂点を高めるのではなく、裾野を広げるのがMANZEMI講座と春由舎の役割と思っています。
幸い、全国に3000人から6000人ほどしかいない漫画家の、5-10%がトキワ荘プロジェクトやマンゼミ講座の関係者だったりします。受講生には、ゲイもレズもノンバイナリもいて、エロからBLやホラー、ミステリー、時代劇、4コマ漫画、いろんなジャンルに対応して、裾野を広げています。
その根幹には、表現の自由があり。やはりそれは創作者の譲れない一線として、大切にしていきたいものです。
以下は諸々、個人的なお知らせです。読み飛ばしていただいても構いません。
筆者の小説(電子書籍版)でございます。お買い上げいただければうれしゅうございます。
文章読本……っぽいものです。POD版もあります。
筆者がカバーデザイン(装幀)を担当した、叶精作先生の画集です。POD版もあります。
投げ銭も、お気に入りましたらどうぞ。