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自分を変えたいなら、まずは日々に小さな変化を。

随分ご無沙汰してしまった。
急にnoteを書きたくなったから、消していたアプリを再インストールした。

今私は大学4年生だ。7月に就職が決まり、春からは地元に帰って働く予定だ。あとは卒業するだけ。しかし、今ここで大きな苦難にぶち当たっている。その苦難とはシンプルなことに、卒論が書けないということ。今もこれと戦っているので、ここではあまり詳しく書かないでおく。


昨年11月の初め、私は高校の同級生2人に会いに、富山から神奈川へ1泊2日のプチ旅行へ行った。この4年間は部活動に専念してしまって、遊びに行くことが全くなかった。そんな私が何故行くことになったか。その理由は腰の重い私からしたら中々笑える。


1ヶ月前のバイト終わりの夜、その同級生達から電話が来た。お盆や年末年始に集まろうという連絡がくるくらいだから、ちょっと珍しいなと思った。電話に出てみると、ベロベロに酔っ払っていた。2人で飲んでいたらしい。話を聞くと、その同級生の1人がマルチ商法に引っかかったというのだ。それ以外にも色んな事があったから聞いてほしいと言われ、聞いてみると私からしたら信じがたい内容だった。私は悲しいことも笑いに変えたい性分なので、電話でも笑いを交えながら聞いていた。


一通り聞き終え、電話を切ろうかなと思った時、あることを言われた。

「神奈川来てよ!」

酔っ払いの戯言だなーと思い適当に、

「来月なら空いてるわー」
「近くなったらまた連絡してー」
と返し、電話を切りその場をしのいだ。

はっきり言おう。
私はこういう時、絶対に行かないタイプだ。(笑)


そして約1ヶ月後。
なんと電話がかかってきたのだ。
奴らは私の言ったことを覚えていた。内心、
(あんなに酔っ払ってたのに覚えてたか、マジかー)
なんて思った。
それでとりあえず日にちを決めて、行く方向となった。
しかし私はドタキャン常習犯。直前で行かないという連絡も難なくこなしてしまう性格の悪さ。今回も理由をつけてそうしようかなと思っていた。

でも私は神奈川へ行ったのだ。
なぜか。今しかできないと思ったからだ。
来年からの職業はお盆や年末年始は繁忙期なので、みんなとは休みがずれてしまう。最後の大学生活、だから今しかないと思った。それに2年前のお盆、その2人を含む高校の陸上部でBBQをしたのだが、切ない事にそれがこの4年間で1番楽しかった思い出だった。それから毎年やる予定だったが、コロナでできなくなった。
だから、前日に思い切って夜行バスのチケットをとり、片道8時間の旅に出た。


ここまでが、ざっと腰の重い私が思い切って旅行に出た話。
同級生と会って、鎌倉やら江ノ島やら観光して、酒飲んで爆笑して、おしゃれランチと中華を食べて爆笑した。とにかく笑った。
一つ一つのエピソードは書ききれないが、とにかく笑った。そして喋った。こんなに喋って笑ったのいつぶりだろうってくらい。
大学生活の思い出がまた一つ更新された。

私は行動力がない。何をするにも考えすぎてしまう。一歩目が遅いし、結局何もしないことがザラにある。そんな私が、普通の土日に神奈川へ行くことは大きな一歩だった。こんな進歩は今後無さそうだから、自分への戒めとして教訓を書いておく。

これは大学の教授から言われたことだが、

「最初から大きな変化を望むのではなく、ちょっとした変化を交えた方がいい。例えば、毎日同じコーヒーを買うのではなく、違う種類のコーヒーにするとか。そういう変化の積み重ねだよ。」

自分を変えたいと思うなら、まずは小さな変化から起こしていこう。


P.S.今年の年始に、また高校の陸上部で集まれて最高だった。友達の数は少ないけど、大人になっても集まれる友達がいることは誇りに思う。

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