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和歌山の勝浦に(聖地巡礼しに)行ってきた!

2022年8月19日20日に和歌山の南紀勝浦に友人と二人で旅行に行ってきました。安定のオール公共交通機関で。
今回はそんな旅の思い出をまとめると共に、公共交通機関で南紀勝浦の旅行の計画を立てるときの注意点をメモがてら書いていこうと思います。
それじゃあ本編スターツスターツスターツ……

この記事は2023年7月5日にはてなブログにて投稿したものをnote用に移植したものです。一部加筆修正もしました。


はじめに

タイトルでお察しくださっていると嬉しいのですが、これは最近また復活してしまった某大物Youtuberの足跡を辿る聖地巡礼です。大阪の方の巡礼者は多くても和歌山の巡礼者は両手で数えるほどしかいらっしゃらなかったので、それならと白羽の矢が立ちました。個人的にもコメントなしで本編を100周は見ているので期待も大です。
本当ならば紀ノ川SAも回りたかったのですが、名古屋方面から公共交通機関を使用して向かう関係で断念せざるを得ませんでした。悲しいね。
今回この旅のお供として生贄にした招集したのは、以前岡山香川青春18きっぷ旅のとき一緒に来てくれた友人です。前回といい今回の聖地巡礼といい無茶な旅行に付き合わされてて可哀想だと思った(こなみ)

1日目

名古屋から特急南紀を使い紀伊勝浦に向かいます。なんと恐ろしいことにこの特急南紀くん、1時間に1本程度しか走ってないのです。名古屋から紀伊勝浦まで4時間ほどかかるのでこの1時間の遅れはマジで困ります。なので今回は多少無理してでも朝早くから出かけることにしました。あと今回は人権を確実に得るために指定席を取ることにしました。社会人になったから金にモノは言わせような。

今回乗車した特急南紀1号

というわけで4時間ほど電車に揺られ無事紀伊勝浦駅に到着した我々はひとまず昼食を取ることにしました。歩くこと約10分、「十割そば森本屋」さんに着きました。

十割そば森本屋

お目当てはもちろん店の名前にも入っている十割そばです。店内は程よく賑わっていて良い雰囲気です。店員さんの注文のときに聞こえてくる関西弁で関西圏にきたんだなと実感しました。
この日は暑かったこともあり、天ざるそばを注文。待っているとふと変なハサミみたいなものが目に入りました。

謎のハサミ

これはなんだろうと思って調べてみると、うずらの卵の殻を切るためのハサミでした。関西圏では割と多いらしいです。こんなのあったんですね。知りませんでした。
と、そうこうしている間に注文していたそばがやってきました。蕎麦と天ぷらの他にご飯も一緒についついるのが珍しいな〜と思いました。もしかしてざる蕎麦でご飯食べるタイプ?
そばは風味豊かでとても美味しかったです。

天ざるそば(1,400円)

腹ごしらえも終えたら次は那智の滝です。紀伊勝浦駅からはバスが出ていて30分ほどで到着です。このバスは片道630円なのですが、1,000円で往復割引券が販売されているのでそれを買うといいです。
那智の滝は動画内ではコメントも少なくて印象も個人的には薄い場所だったのですが、行ってみると滝がかなり高く大興奮しました。流石世界遺産ですね。

那智の滝

さて那智の滝に来てやることといえば、そうあの巾着(なかもの)でお馴染みの幸運おみくじですね!……なのですが、結構探したのですが置いてありませんでした……もしかしたら、もう販売終了になっちゃったんかもしれませんね。代わりにその後継のおみくじであろう幸福おみくじを引いてきました。

幸福おみくじ
結果は吉ィ!でした
熊手もついてきました

あとは熊野那智大社にもせっかくだからということで行ってきました。これは徒歩勢に忠告なのですが、山の中にあってめちゃくちゃ階段を登る羽目になるので体力に自信のない方はやめた方がいいです。というかこれを前にこんぴらさんで学んだはずなのに……
とまあクソしんどかったのですが、眺めは最高だったのでまた行きたいですね。体力がついてからもう一度挑戦したいです。

登り切った後の眺めはほんと良かったです
熊野那智大社

あと帰りのバス待ちまで暇だったので、気になった「てまり餅」を食べました。甘くて疲れた身体にとても染みて美味しかったです。

てまり餅

身体が疲れ切るまで那智を堪能したら再び紀伊勝浦まで戻っていよいよメインのホテルに向かいます。動画でも語られていますが、ホテルへは送迎船がでていて5分程度でホテルに着くことができます。船着場までも駅から徒歩約10分弱とそこそこの近さですごい助かります。
船には沢山の人たちが乗り込んできました。お盆休みだとはいえ凄い人でした。ありがとうございますやでほんま、ホテル浦島からしたら。

船着き場
送迎船

そしていよいよホテルに到着です。到着していきなり大興奮です。だって動画で見たところと同じ景色があるんですよ!!人生でそこまで聖地巡礼したことがなかったのですが、そりゃオタク聖地巡礼する人多いよなあと思いました。

ていうか写真を撮ってて思ったのですが、同じ場所からしか撮ってないですね……もっと撮る場所があるだろうに。まあ家族と一緒に行ったみたいなのでそんなに動けなかったのかもしれませんね。
これと同じ写真撮ろうと思ってる人は、後ろがマジで海なので撮る場所には気をつけてください。

入口。歓迎の文字はなくなってました
これはマジで右にずれただけ

チェックインも済ませていよいよ待望の部屋です。………なのですが興奮しすぎてて部屋の全体像の写真を撮り忘れてました(これには帰り際気付きました)。アホかな?
とりあえず撮影したのは「そこに入れ」でお馴染みのゴミ箱とかの「おふざけしてみた」で有名な姿鏡、そしてドーンハンマー・ソーラービームなどとして名高い窓の外から見える景色は最高です。もっと撮るべき場所あるだろ……
今回利用した部屋は本館和室タイプだったのですが、流石に同じ333号室ではなく部屋も動画とは左右対称な作りをしていました。まあ多分部屋番号のつけ方が変わってるっぽいので当時の333号室が現在どこに当たるのかはわかりませんが。個人的には姿鏡の開く向きが違っていたのが少し残念でした。でも流石にいい部屋でした。

そこに入れ
おほ^~
ソーラービームは見られませんでした

館内の地図もいただいたのですが、これも動画とは大分変わっていました。またいくつかなくなった施設や名前が変わった施設もあるみたいです。

館内地図

せっかくホテル浦島にいるんだから、と本編パーフェクトパックを一緒に(強制的に)見る(見せる)ことに。はい懲役2時間です。というか、本編まだ全部見たことない人は見てみてください。クソつまらなく2時間を無駄にできると思います。絶対後悔すると思います。
とまあ苦行を終えていよいよ本人がアトピーのせいで入れなかったという温泉へ向かう……ちょっとその前に寄り道です。そうです、スペースウォーカーです。動画で見たことがあっても頂上まで行くと何があるのかを知らない人も多いのでは?せっかくなので調べました!

スペースウォーカー

というわけでエスカレーターに乗ります。当たり前ですがエスカレーターの写真を撮る不審者なんて私ぐらいしかいないので、周りに人がいないのを確認しながら撮影していきます。
一応乗った感想を言っておくとただのエスカレーターでした。そりゃそうだ。

長いこと以外は普通のエレベーター

こんなにも長いエスカレーターなのにほんとに人の気配がなく、基本家族と一緒の範囲内でしか撮影しない彼がなぜここだけ((もしかしたら未発掘本編の発見で変わるかもしれませんが))明らかに家族の元を離れて映像に残してるのかわかる気がしました。
さてエスカレーターは大体6分ぐらいで頂上に着きます。そこにあったのは浦島稲荷(うらしまいなが)神社に行くことができる狼煙山遊園への入り口とその案内図、そしてホテル浦島の別館である山上館の入り口でした。せっかくここまできたので浦島稲荷(うらしまいなが)神社まで行こうかと思いましたが、拝殿開放時間が17時までとのことだったのでこれは翌朝向かうことにしました。

狼煙山遊園入口
狼煙山遊園案内図
別館入口

いかがでしたか?結局彼が頂上まで行かなかった理由はわかりませんでしたが、もしかしたら今後その理由が判明するかもしれませんね!(クソブログ構文)
さてクソ長エスカレーターを見た後はいよいよ温泉です!温泉は現在大きく分けて5ヶ所あります。内2箇所が洞窟温泉(玄武洞、忘帰洞)で残り3箇所が普通の内湯(磯の湯、ハマユウの湯、滝の湯)です。ハマユウの湯と滝の湯については午前と午後で男女が入れ替わるみたいなのでコンプしたい人は気をつけてください。
その中でまず最初に向かったのが玄武洞です(当然の権利のように写真なし)。というのもご丁寧なことにQRコードから各温泉ごとの混雑具合がわかるようになっており、玄武洞が1番空いてたんですね。とはいえやはり洞窟温泉はホテル浦島の名物と言ってもいいのではないでしょうか。彼ももし温泉に入れるならと妄想していましたが、温泉は予想通り大変素晴らしかったです。温泉は硫黄の香りが漂っており、洞窟自体も外が見えて露天風呂みたいな感じでとても良かったです。開放感がとても気持ち良かったので、一度入ることをおすすめします。日帰り風呂のプランもあるみたいです。
温泉にたっぷりと浸かったあとはお待ちかねの夕食です。今回は少し奮発して日本酒利き酒セットを頼みました。3種類の日本酒がついてくるのでこれを呑みながら夜を楽しみます。

日本酒利き酒セット

夕食自体はバイキングで寿司や刺身、洋食に中華など品揃えも良かったです。味もとても美味しくここ最近頑張っていたダイエットを暫し忘れたくさん食べちゃいました。ホテルバイキングってなんであんなにも美味しく感じるんでしょうね?
このホテルはマグロの解体ショーが名物らしいのですが、コロナの影響かそれが無くなっていました。コロナが落ち着いて再開したらまた行きたいですね。

寿司を握ってくれていました
バイキング楽しすぎる

ご飯をたらふく食べてお腹いっぱいになった後は部屋に戻りゲームをしながら楽しい時間を過ごしました。二人でゲームをしている間は高校生の頃に戻ったみたいで楽しかったです。
夜がふける前にハマユウの湯にも行ってきました。こちらは内湯が一つとシンプルな温泉でした。なぜわざわざこんなにも温泉に入ってるのかと言うと、これがメインの目的だからというのもありますが各温泉ごとにスタンプが用意されており3つ集めると記念品が貰えるからです。そういうのに目がない私は是非入ろうとなったのでした。
温泉にも入りさっぱりしたところで寝ます。和室タイプで布団は自分達で敷く必要がありますがそれも旅の醍醐味で楽しかったです。

2日目

朝起きたら朝食会場に向かいます。8時です。朝食もバイキングです。やっぱりバイキングは何度食べてもテンション上がりますね。しかもこういうところは朝も割と豪華なので余計テンションが上がります。

朝食バイキング

朝食を終えたらやることは一つです。そう、温泉ですね。まだ入ってない洞窟温泉の忘帰洞へ向かいます。こちらも玄武洞と同じく硫黄温泉でとても気持ちが良かったです。また内装は結構玄武洞と違っており意外と楽しめました。洞窟から眺める朝の景色は最高でした。
温泉も堪能した後は前日入れなかった浦島稲荷(うらしまいなが)神社へ行きます。神社まで軽めのウォーキングになって、朝の気温も相まってすごい気持ちが良かったです。景色も綺麗で人も少なかったのでかなりおすすめです。

浦島稲荷(うらしまいなが)神社

ホテル浦島、聖地巡礼を除いてもすごく楽しかったです。次コロナ禍が終わったらまた来ようと思います。

ホテルのチェックアウトを済ませて、次の場所に向かいます。そう、あの「俺が、俺らが旅行....わたくし....我が家...」でお馴染みの潮岬(樫野埼灯台)です。そこへ向かうためにまずは串本駅へ向かいます。これも当然の権利のように電車が1時間に1本弱しかないので行かれる方はお気をつけてください。
さて潮岬最寄りの串本駅に到着したはいいもののここで一つ問題が。潮岬へ行くコミュニティバスが出発するまでの待ち時間が1時間近くあってとにかく暇なのです!そもそもコミュニティバス自体が数時間に一本レベルの少なさで、しかも結構早めに最終が来てしまうという限界集落ぶり。潮岬へ聖地巡礼をしようと考えてる人は絶対車で来てください。じゃないと絶対後悔すると思います。

本州最南端の駅らしい

とはいえペーパードライバー二人ではどうしようもないので、タクシーを捕まえてそこの運転手に1時間で回れるおすすめスポットに連れて行ってもらうことにしました。それが橋杭岩です。

橋杭岩

聞いた話によると、この橋杭岩は国の名勝天然記念物に指定されているらしく結構な人で賑わっていました。またここには道の駅「くしもと橋杭岩」も併設されており、ここであの亀福堂(レ点)でお馴染みの和歌山みかんたるとも販売されていました。このみかんたるとは他の人の先行研究でも語られていますが、マジで取り扱いしている店が見つからなかったのでどうしてもこれが欲しい人はここで買うといいと思います。彼がついぞ食べられなかったみかんたるとは程よい甘さで美味しかったです。普通におすすめです。

和歌山みかんたると

橋杭岩観光を済ませようやく来たバスに約15分揺られ最初の目的地潮岬観光タワーへ。ここは聖地ではないんですがちょうどお昼時だと言うことで観光を兼ねてお昼ご飯を食べに来たというわけです。ここで食べたのが近代マグロ丼。なんかデカデカと人気メニューって書いてあったので注文しました。やっぱマグロは何度食べても良い。とても美味しかったです。

近代マグロ丼

さてご飯を食べたはいいんですが、次に向かうバスがなんと2時間後…!ということで、暇を潰すべく潮岬灯台へ向かうことに。やることないしね。とはいえ流石岬だけあって灯台がいっぱいあるんですねえ。もしかしたら未発掘の中に潮岬動画もあるんじゃないかなあって思ったりしてます。

潮岬灯台

そして時間を潰した後この旅行最後の目的地であるあの樫野埼灯台へ向かいます。バスから降りて歩くこと数分、なぜか見たことがある景色が見えてきます。

なぜか見覚えのある景色

そうですあのムスタファ・ケマル・アタテュルク像です。

親の顔より見たムスタファ・ケマル・アタテュルク像

マジでこの像は親の顔より見てるかもしれません。でもなぜ彼はこの像を正面から撮ったんでしょう。正面からだと馬の顔しか見えんだろ。

ちょっと斜めから見たムスタファ・ケマル・アタテュルク像

角度つけて撮るとかっこいいんですよねえ。なぜこの角度から撮らなかったのかコレガワカラナイ。まあこだわりがあったんでしょうね、知らんけど。
さて怒涛の聖地ラッシュは終わりません。ムスタファ・ケマル・アタテュルク像から少し移動すると次の聖地和歌山県朝日夕陽百選のオブジェがあります。動画の頃とは違って周りの草が生え放題になってて聖地と気付かず最初ちょっとスルーしてました。ていうか動画内のオブジェが緑に見えたのはオブジェが周りの草の色を反射してたことに気づいて少し感動してました。

和歌山県朝日夕陽百選

そしてあの「俺が、俺らが旅行....わたくし....我が家...」でお馴染みの(再掲)樫野埼灯台です。ここで一番「実在したんだ〜」って実感しました。ラピュタも樫野埼灯台も本当にあったんだ…!ここも人がそこそこいて写真を撮るのに少し苦労しました。まあ彼は家族が映り込んでるのをお構いなしに撮っていましたが。

俺が、俺らが旅行....わたくし....我が家...

そしてついでに灯台にも登りました。灯台の展望台から見える景色は最高。

樫野埼灯台
灯台からの景色

最後に帰りのバスに向かう途中であの「俺が、俺らが旅行....わたくし....我が家...」(再再掲)の原因になったトルコ伝統工芸品店へ寄りました。確かに店の人はトルコの人っぽく結構気さくな雰囲気でした。せっかくなのでトルコアイスを食べてきました。ものより食べ物だよな!!

トルコアイス

以上で全ての予定を終え帰るわけなのでした。

おわりに

1泊2日での紀伊勝浦旅行は聖地巡礼を抜きにしてもとても楽しいものでした。やっぱり旅行はいいものだなあと実感しました。あと今回無理やり連れてきた友人ここで謝るけど、ごめんよごめんやで。実はこの直後おそらくこれが原因でコロナに感染してその友人に迷惑をかけたりそもそも自分自身大変だったりしたのですが、それでも行ってよかったなと思います。
さて次は2023年8月に大阪府貝塚市の聖地巡礼へ行ってきます(行ってきました)。あとついでにUSJのニンテンドーワールドも。それについてまた記事が書けたらと思います。それでは。

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