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会社員×副業から小さく始めよう

こんにちは、ちな(Twitter)です。

会社員の方から「副業を始めようかどうか悩んでいます」との質問をいただきました。

働き方の選択肢が増えてきた時代。

「そろそろ副業を始めるべき?」って気になりますよね!

質問の根底には「今のままじゃダメなの?」「具体的にどう始めればいいの?」との迷いや不安があるとお見受けしました。

今回はそんな方へ向けて、体験談ベースで私なりの考えをお伝えしていきます。

会社員・転職・副業・フリーランス全部経験しました

この記事を書いている私は、会社員10年→転職6回→副業→フリーランスという経歴の持ち主。

現在は、個人事業主×マイクロ法人(合同会社)という形にして、受託業務メインで収入を得ています。

会社員・副業・フリーランス。

3つとも実際に経験してるので、それぞれの特徴とメリットを実体験として踏まえたお話ができます。

ぜひ1つのロールモデルとして、参考にしてみてください。

\ 詳しいプロフィール記事はこちら! /

結論:会社員×副業が最強。ここから小さく始めよう

会社員×副業には、リスクがありません。

何と比較してリスクがないかというと「会社員だけでい続けること」「副業だけにコミットすること」。

どちらか1つに比重を起き続けることと比較して、リスクがないということです。

「何かやらなきゃ」とか「何か始めたいな」と思っているのであれば、行動せず時間だけ経過させておくのは、ただただもったいないです。

私がそう思うに至った背景を、ちょっとお話ししますね。

私は30代半ばで副業スタートしました

「年齢は関係ない」ってのはもちろんそうですが、早く始めるに越したことはないです。

人生は有限だからです。

人は必ずいつか死にます。寿命に違いはあれど、有限であることはみんな同じです。

人生は有限。

ということは、どういうことかというと…、

始めるのが1日遅ければ「今日始めていれば到達できたであろう最後の1日」が永久に消えるということです。到達する日はもう来ません。

脅すようなこと言って申し訳ないですが、まあ事実です。

20代の頃の私には、残念ながらその考えがなかったです。

当時は「会社員のままで最低限の生活費+そこそこのお小遣いを稼いで、休みの日に好きなことできればいいや」という考えでいました。仕事内容に飽きたり、人間関係で嫌なことがあれば、転職していました。

もしあの頃、副業やスキルについてちゃんと調べたり何か始めたりしていれば…

探せば情報はありました。向き合わなかっただけです。「今のままでやっていけるだろう」という不適切な楽観主義で、当時は現状維持を選んでしまいました。

なので「副業を始めたほうがいいですか?」と質問をくださる方々に心底言いたいのは「おめでとうございます!」ということです。気づくことができていて、人に質問するところまで到達できていて、羨ましいです。

あなたが今そう思えているということは、現状のままいることにリスクを感じられているということ。

そもそもリスクを感じられない人もいるんです。

そしてリスクを感じても「でも、まあ大丈夫だろう」と、現状維持を選んでしまう人もいるんです。20代の頃の私みたいに。

でもあなたは気づくことができたし、現状のままじゃダメなんだと思えた!「変えたい」という前向きな気持ちがあるということです。

副業は小さく始めていろいろつまみ食いすればいい

「副業を始めようか悩んでいる」という方については「まずは始めよう」という回答です。

行動しないリスクはありますが、行動するリスクはとても小さいです(最初ちょっとつらいとか、プライベートな自由時間が減るとか、多少の自己投資は必要とか)

いざ始めてみると「なんだこういうことか!」と分かる部分が多いですし、自分なりの課題も見えてきます。相性や適性もだんだん分かってきます。「プログラミングは合わないけど、動画編集は楽しいぞ」みたいな。

始める副業は「ちょっと興味があるな」レベルで始めてOKです。「始めてみたものの、なんか違うかも」と思ったら手放せばOKです。始めたことによって「合わなかった」ということが分かったんです。

とは言え「なんでもいいんじゃないですか?」だけだとあまりに雑なので、今勢いがあるなーと見ていて思うのは、

動画編集・SNS運用・セールスライティング

この3つです。

とりわけセールスライティングは、私がフリーランスになってからの4年間いろんなスキルを勉強してきて「すべてのスキルのベースとなる超重要スキル」認定したものです。

旬の稼ぎやすいスキルで稼いでいる期間にも、少しずつ勉強を進めていってもらいたいなと思うスキルです。

一発大逆転は狙わなくていい

最初から運命的な副業に出会って一発逆転ドーン!みたいな話も聞きます。でもそういう話って、ブランディングのためだったりとか、強烈なサクセスストーリーを読ませて狙い通り行動させるためだったりします。

ブランディングを否定しているわけじゃないです。私を含め人はインパクトを与えられないと最初はなかなか行動できないものだからです。

ただ、もし他人の大サクセスストーリーで引け目を感じてしまったり、はじめの一歩が億劫になったりとネガティブな気持ちになるのであれば。「ふ〜ん、そういう事例もあるんだな」でさらりと流すといいんだよ。

ってお話です。まあ気楽に。

そもそも、一発大逆転に見える(見せている)人も、たくさんの失敗や挫折を乗り越えてきています。スポットライトがいきなりパーン!と当たったので、いきなり成功したように見える(見せている)だけの場合がほとんどです。

誰かのすごい話を見聞きする時は、自分の参考になりそうなところ・真似できそうなところをちょいちょい拾っていく感覚で読めばOK。圧倒されてはじめの1歩を踏み出すのが億劫になってしまいがちな人は、ぜひ参考に。

話を戻しましょう。

何がどう「最強」なのか?

「最強」というのは、「始めやすさ」と「続きやすさ」の点で最強ということ。経済的・社会的な安全性においてセーフティ。リスクがほとんどありません。

会社員と副業って、それぞれ不足しているところを補ってくれるんです。

・会社員:安定・世間体・社会的信用
・副業:成長・冒険・選択肢の拡大

会社は個人の成長じゃなく会社の利益を上げるための集まりなので、自己実現や自分の得意やスキルを伸ばす観点ではうまくいかないです。どちらかというと、与えられた職務を淡々とこなせる人向き。

一方、副業は個人の得意がダイレクトに反映される場所。適したスキル・能力を持って、適した場所に自分の身を置くことができれば、収入がアップしていきます。実績も自分のものとなります。会社の場合、成果を出してもそれは会社の実績になります。社内とか部署内では褒められたりしますが、対外的には会社名義の成果ですよね。

そして副業や働く場所や働く相手を選ぶことができます。もちろん自分側に選ぶだけのスキルとコミュ力が必要です。副業だから自由、フリーランスだから自由、ってことはないです。

「おいおい。会社員=安定ちゃうやろー!」って思うかもですが、フリーランスと比較すればまだまだ安定領域です。少なくとも、副業を軌道に載せるためのセーフティネットとする分には。

あと「世間体」ってのは意外と軽視できないです。家族や親戚に「あんた今なんの仕事しているの?」って言われた時に、まあ説明しづらいこと笑。説明しづらいというか、伝わりづらいです。私の説明の仕方も問題ありなんですが。

相手の理解度に合わせて話さないと…と考えれば考えるほど「なんかよくわからんフワフワした仕事で収入を得てる謎キャラ(何か隠してそう)」になってしまいます。で、私も「もうこのへんでいいや」と説明を終えてしまう。笑

これについては気にならない人は気にしなくていいですが、まあ意外と不便なことあるよね。気まずいシーンちょいちょいあるよねっていう部分。

先日話していたとある方(Webマーケなどされている)は「妻の両親に職業について説明するのが難しかった」とおっしゃっていました。教師です!とか◯◯会社に勤めています!とか一言でつたわる内容ではないですしね。

さて、メリットもそれぞれ見てみましょう。

・「会社員」のメリット:社会保険/世間体/社会的信用を担保
・「副業」のメリット:得意・適性を活かせる/収入が青天井

メリットをそれぞれ裏返したものがデメリットですね。会社では、個人の得意が活かしづらい。副業では、自分の得意・適性が分かってないと続かない・稼げない。ノウハウコレクターに陥りがち。とか。

「会社員×副業」で、税金周り・世間体・信用担保の領域は会社に任せておきながら、お金を増やし選択肢を広げる行動は副業領域で担う。

会社というセーフティネットのある状態で、お金と選択肢を増やしていけるんですね。

副業で始めたことがうまくいかなくても、収入や社会的信用が突然ゼロになるわけじゃない。

また別の副業に興味があればそちらを始めてみるということが可能です。

この場合も「小さく始める」が鍵。小さく始めれば、軌道修正が簡単で、再起可能です。

「小さく始める」ってどゆこと?NG3箇条

①初期投資をかけすぎない(書籍1冊スタートでOK)
②気負いすぎない(「来月の月収100万めざすぞ!」など)
③フルコミットしない(勢いで会社を辞めるなど)

これら3つのNG行動を回避して始めることが「小さく始める」ということ。

例えば新しい化粧品を買う前って、テスターを使ったり、パッチテストしたりしますよね。ウィンナーの新商品は試食しますよね。よければ買う。いまいちなら買わない。

ウィンナー1袋くらいなら「そんなに美味しくなかった」となっても経済的ダメージは数百円と小さめです。

しかし、副業を始めるにあたって、最初から数万円とか数十万円とか大金をかける必要はありません。

もし最初から大金をかけることを推奨してくる人がいたら、詐欺の可能性大なので距離を置きましょう。

本当にいい商品やいい教材を持っている人は、そんな危ない売り方をしません。

購入者にリスクを負わせることが自分(自社)の首を絞めることさえ知らない人から高額教材を買うべきじゃないです。

知っててやってるなら尚更ですね。

副業の情報を仕入れる安全でおすすめの方法

・書籍1冊買って読む
・オンラインサロンに入ってみる
・丁寧に解説してるYouTube動画を見る
・人に体験談や話を聞いてみる
・自分が許容できる金額の商材や有料記事を試してみる

個人的に「書籍」と「オンラインサロン」がおすすめです。

方法①書籍を買ってみる

入門的な書籍なら、ジャンルによりますが、金額にして1,000~3,000円くらいです。

図書館やAmazonのKindle unlimitedを活用すれば無料で読めますね。

究極、店頭の立ち読みで済ませるという手もあります。が…。元書店員の立場から言わせてもらうと、長時間粘るくらいならあなたに必要な本なのでそれはもう買ってじっくり読んで欲しい笑

方法②有料オンラインサロンに入ってみる

オンラインサロンのような閉じられた場所で「深めの話」に触れていくこともおすすめです。

TwitterなどSNSでは万人受けするライトな発信をしていても、サロンのような閉じられた場所では、濃いめでより具体的な発信がされています。

Twitterの裏側とか発信にこめられた真の意図も解説されてたり…などなど。

月額課金型が多いので、気になるところをちょこちょこ覗いてみると勉強になります。

小さく始めてその後は?

小さく安全に始めた副業収入が軌道に乗ってきたら、その時に独立なり起業なり検討すればOK。

独立・フリーランスになるタイミング見極めポイントがこちら。

・継続的に収入が入ってくる目途が立った
・収入の柱が複数できた
・「もっと時間を費やせばもっと稼げる」という確信材料と覚悟ができた
・6ヶ月分の生活費が確保できている

会社員×副業という二足の草鞋で歩み続けていくのも、選択肢ですよね。

成長したから独立しないといけない、ってこともないです。

したければする、したくないならしない。自分の生活・価値観に合ったほうを選べるということ。この「どちらも選べる」という状態に持っていけるかどうかが1番大きいです。

※最後に蛇足ですが「本業」「副業」って言葉を便宜上使ってますが、どちらかが疎かになってはNGです。どちらも丁寧・誠心誠意です。

まとめ:会社員×副業のいいとこ取りで小さくスタートしよう

✅会社員×副業で小さくスタートしよう
✅会社員で安定を得ながら副業で成長していく
✅行動したいと思いながら何も行動しないのは人生がもったいない
✅動画編集・SNS運用・セールスライティングが個人的に現在のおすすめ
✅情報の仕入れ先は「書籍」と「オンラインサロン」がおすすめ

ということで以上、個人的な体験談をベースに「私はこう思う」という話をさせていだきました。

感想やご質問ありましたらTwitterにいただけますと嬉しいです。

ということでこの記事は以上です。

最後までお読みいただきありがとうございました!次の記事でまたお会いしましょう。

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