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プロの一人っ子だよね


タイトルは、3人兄弟の長男であるM太郎(恋人)から、たまに言われる言葉です。

ドラマ逃げ恥で、「プロの独身」がホットワードになりましたが、私たちはこのドラマのファンなので、恐らくそこからきているんだろうと思っています。

・ プロの一人っ子遊び ~夏休み編~ 『クーラーとジブリ』


私たちは遠距離恋愛をしていまして、たまに電話をしながら映画を同時再生して一緒に見るという遊びをします。

ある夏の夜、電話をしながら作品を探していたときのことです。


私『夏といったらジブリだよね』
M太郎『ジブリ観ると必ず途中で寝ちゃうから、最後まで観れたことがない。』

とのこと。

たまにジブリを見たことがないっていう人を見かけますが、まさかM太郎がそのタイプだとは思っていませんでした。

晴れた夏の日に、窓を閉め切って、クーラーをガンガンにしたリビングでジブリを見ると、「日本の夏」を感じることができるので、私はすごく好きです。

M太郎『そんなにジブリ好きなタイプだったんだっけ?』
私『学生の頃は、夏に午後1時くらいから必ずクーラーをガンガンに効かせて、ジブリを観るのが恒例行事だったよ』
と、力を込めて説明しました。

すると、変な間がありました。

M太郎『……誰と?』
私『(もちろん) 一人だよ』と答えると、
M太郎『おぉ……久々にプロの一人っ子の遊びネタを聞いたぞ……。』
と、一人で何かを噛みしめていました。


・ プロの一人っ子遊び~クリスマス編~ 『彼の自宅を勝手にデコレーション』


去年のクリスマスシーズに、長野に住んでいるM太郎の家に遊びに行ったときのことです。
彼はその日仕事だったので、お留守番することになりました。
まだ土地のことをよく知らず、車もなく、コロナもあるので、あまり出かけないほうがいいと判断して、一人で一日を過ごす予定に。


M太郎の自宅のインテリアは、実は私がほとんど見繕い、
おうち大好き人間としてはお留守番は全く苦ではありません。むしろ万歳。
(私はインテリア関係の仕事をしていました)


そんな私のことをだんだん理解してきていた彼が、

「家でゆっくりくつろいでいて」

とのことで、クリスマス雑貨を事前にネットで購入しておいてくれていました。
(2人で何を買うかは事前に相談済みです。)

クリスマスシーズンのインテリアが1番好きな私にとって、これはまさに最高の遊びです。

ネットショッピングをしているときから、頭のなかで計画を巡らせていたので、やっと実現することができて、時間はあっという間に過ぎました。


youtubeでクリスマスソングプレイリストを流しながら、
IKEAのなかなか背の高いクリスマスツリーも一人で難なく組み立てます。

1番うきうきしたのは、やっぱりオーナメントをつけるときでしたね。
恐らく本場では、大切な人と一緒にオーナメントを飾り付けると思うのですが、楽しさのあまりうっかり全て飾り付けてしまいました。
少しとっておけばよかったです。


そんなこんなであっという間に時間が経ち、M太郎が定時ピッタリに上がって帰宅してきてくれました。

私の様子を心配しているような顔をしていて部屋に入ってきたのですが、部屋を見て目を丸くしていました。

M太郎『予想以上の仕上がりだ...。しかもその様子だと、相当楽しかったみたいだね、そうだよね....よかったよかった…』
と、力が抜けたように笑っていました。

後日このときのことを改めて話したとき、「一番目がきらきらしてたよ。」とのことでした。


・ プロの一人っ子遊び ~日常編~ 『映画とポップコーン』



また映画ネタですが、ディズニープラスで配信されていた
『ソウルフルワールド』を友人からごり押しされたため、
一緒に観ようと彼を誘ったときのことです。
※私は映画鑑賞が大好きです。


彼の休みに合わせて観ようということで、日にちを合わせました。

では水曜日に観よう!と決定し、わくわくしていると、


M太郎『コーラを買うぞ』と素敵な一言が。

そこで私は完全にスイッチが入り、

私『ポップコーンも用意しよう』、
M太郎『部屋におけるテントを買ってあげようか』
完全に私の趣向を理解しています。


そこから子供のころの遊び方の話になりました。

私『私はよくこたつのなかで遊んでたよ』
M太郎『そういうときって誰がいるの?ママ?』
私『一人。りかちゃん人形と遊んでて、夏休みの時とかは、いとこがいるから仮面ライダーが参加する。』
M太郎『……そうきたか』
と、また何かを噛みしめていました。


そしていまM太郎の家には、BEAMSとNetflixがコラボしたこちらが用意されています。

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